・二本立てでした。NACK5「J-POP TALKIN‘」用。松室さんは今週と来週、スキマスイッチは3月の17日と24日のオンエア。少し早かったりギリギリだったりというのは、お願いするのが遅くなったり、先方の都合というのもあります。こればっかりは自分ではどうにもなりません。
・スキマスイッチは3月14日発売の新作アルバム「新空間アルゴリズム」について。松室政哉さんは2月21日発売の2枚目のEP「きっと愛は不公平」について。彼は去年の11月にデビューしたばかり。「ニューカマースペシャル」という括りです。
・偶然ですけど、両方ともオフィスオーガスタ所属。杏子さん、山崎まさよしさん、元ちとせさん、秦基博さん、最近では竹原ピストルさんという個性的な事務所です。設立したのは元キテイレコード、森川欣信さん。RCの理解者としても知られてます。
・アーテイストの特性を生かしながらじっくりと時間をかけて育てる。それぞれ他の人がやらないことをやるという持ち味。特に声や歌に関しては、今、一番こだわっている事務所でしょうね。松室さんは、そんな事務所のお眼鏡にかなった新人です。
・新人ではあるんですけど丸4年間は修行期間。オフィスオーガスタのイベントなどでは参加しつつ腕を磨いていた。去年、満を持してのメジャーデビューということになりました。インデイーズ時代にアルバムを7枚作っているという実績。作詞作曲のセンスは折り紙付き、そこは新人と言っては失礼なくらいです。
・でも、現実は新人ですよ。初々しくも饒舌なインタビュー。好青年で答えがそつなく的確なんで、こちらが煽られてしまったという感じでした。もう少しじっくりと聞けば良かったかなあという反省しきり。言葉の端々に作家性という才能がほとばしってます。
・スキマスイッチは3年ぶりのアルバム「新空間アルゴリズム」。素晴らしいアルバムですよ。濃密だけど無駄がない。計算されていながら自由な遊びに満ちている。イントロからアウトロまで意味がある。大橋さんの歌の揺れの気持ち良さも今までで一番でしょう。
・今だからの新しい試みとこれまでにやってきたこと。一番シンプルだけど今まで敢えてやらなかったこと。一曲目から最後の曲に至るまで、アルバムというのはこういうものだよなあ、と思わせる一枚でした。その話はどこかに書くと思います。
・スキマスイッチのインタビューの方が先だったんですね。松室さんは夜。その間に明日の「LEGEND FORUM」の台本を作っていたりしてたんで、多少、根気がなくなっていて夜の方が淡泊になってしまったのかなあとか。そこは申し訳なかったなあと思ってます。
・怒濤の一週間、半分過ぎました。喉、何とか持ちこたえてます。夜、濡れマスクをして寝てますし。あれは違いますね。普通のマスクでも良いんでしょうけど、それよりも効果があるように思います。布団を頭まですっぽり被って寝ても口の中が乾いたりしません。
・というわけで後半分。乗り切りましょうって、誰に言ってるんだ(笑)。曲ですね。松室政哉さん「きっと愛は不公平」を。じゃ、お休みなさい。