・このブログで彼らのことを書くのは三回目。しかも、この一年足らずにです。正確に言えば7月、12月、そして今年の2月。こういうのを縁というんでしょうね。初めてライブを見たのが、去年の7月のリキッドルームでしたからね。
・その後にメジャーデビューしたビクターレコードのコンベンションでも見ましたから4回か。半年余りで4回見たというのは、あまり前例がないです。もちろん、定期的に原稿を書いたりとかずっと見ているという人は別ですけど、彼らのメジャーデビューは12月。まだ新人バンドです。にもかかわらず、ですからね。
・しかも、まだインタビューもしたことがない。こういう例はほんとに少ないです。一つだけ思い当たりましたね。SOPHIAだ。彼らは結構ライブは見ていたのにインタビューはしてなかった。どっかで二の足というか、俺じゃなくてもいいんじゃない、みたいな感じだったんですよ。
・でも、彼らの「黒いブーツ」という曲が出た時に、良い曲だなあと思ったんですね。そのことを原稿に書いたら、それがきっかけでインタビューすることになった。先方は初対面で僕の方は何度もライブで知っていた、というようなことがありました。
・でも、インタビューというのはそういうもんでしょうしね。作品やライブあって成立する。はじめにインタビューありき、は順番が違うような気もしますし。今日のライブは、そういう意味のある時間になったような気がしました。
・アルバム発売後のツアーのファイナル。ヴォーカルの寺口宣明さんの声が出ていた。ステージで自分でも言ってましたけど、去年のファイナルは声が出なかった。わずか一年足らずなのに別人のようなライブ。まさにそういう時期なんでしょう。
・赤坂ブリッツは、今までの会場の中で一番大きいと言ってましたけど、会場の大きさを味方に出来ていた。空間の広さがオーラになってゆくようなライブ。バンドの懐も深くなったんでしょう。激しくパンキッシュな曲からプログレみたいな想像力豊かな曲もある。
・今、一つのライブで曲によってこれだけ音数にバラエテイがあるバンドも少ないでしょうね。会場がもっと大きくなってもその分、スケール感に繋がりそう。そういう色んな楽しみが出来るライブ。こっから新しい歴史が始まる、と思わせてくれるライブ。次のアルバムの時にはインタビューしたいと思ってます。
・というわけで、曲ですね。久々に思い出しました。SOPHIAの「黒いブーツ」。バンド少年の友情ソングの傑作です。そう、浜田さんの映画のトークイベントのチケットの件、僕の勘違いだったかもしれません。思い込み。いい加減ですみません。お確かめ頂けると助かります。じゃ、お休みなさい。