・妙なタイトルになってしまいました。濃かったんですよ。濃密な一日でした。と言っても二つか。そんなに朝から晩までじゃなかったですけど、でも、良い一日でありました。ありました、というよりだったなあ、というしみじみした感じでしょうか。
・ASKAさんのインタビュー、良かったんですよ。まさかと思ったんですけど、色んなことがあってから初めてのラジオ出演だったんですって。もうアルバム二枚出してますからね。地元福岡のラジオ局とかお出になっていると思ってたら、これが初です、ということでした。
・光栄だなと思いましたよ。あれだけのアーテイストのキャリアの一頁に参加させてもらった感じです。「Too Many People」と「Black&White」、二枚のアルバムを中心に今後の音楽活動にまで話が及んでいきました。
・アーテイストとしてのテンションの高さ。下世話に言ってしまうと、やる気というんでしょうか。限りなく前向き。来年の2月が還暦になるわけですが、それ以降がほんとに楽しみになるというインタビューでした。
・NACK5「J-POP TALKIN‘」。オンエアは12月9日と16日。2週間放送終了後、一ヶ月間podcastingでノーカット版が流れます。オンエアでカットしていた部分も聞けますからね。彼の初ラジオ出演の目撃者、は変か。聴取者になってください。
・で、「ビートルズが教えてくれた」のトークイベント。お陰様で、用意していた椅子は一杯になってました。ほっとしました。しかも、お集まりの方がすごかった。それはお相手の藤本国彦さんのお力でしょう。筋金入りのビートルマニアが来られていた。
・藤本さんが、ビートルズ来日の時のニュース映像とか、10月に行った「リパプール・ビートルズ・ツアー」の写真とか持参してくれていたこともありますが、参加者の三分の一がリバプールに行ったことがあるという人でした。
・しかも、ですよ。武道館の来日公演をご覧になっているという方もおいででした。そういう方達を前にビートルズの話をするわけですからね。僕も力が入りました。エルビスとビートルズという話は人前でするのは初めてだったと思います。
・藤本さんは1961年生まれ。僕とは15も違うわけで、それぞれの話をすれば世代体験が出てくる。まあ、面白かったです。終わってからビートルズファンの東京堂書店の店長さんも交えての打ち上げで普段は聞けない書店の苦労話が聞けたり、ほんと、楽しかった。
・でも、ぐったりなんですよ。一杯喋りましたからねえ。打ち上げのビール一杯でヘロヘロ。明日、大丈夫かなという感じ。年だなあと。当たり前ですけどね。まあ、良い一日だったなあ、という感慨を噛みしめるには適度に疲れていた方が良いのかもしれませんけどね。
・というわけで、みなさんありがとうございました。曲ですね。ASKAさんのアルバム「Black&White」から一曲。そう、乱暴な言い方ですけど、アルバム一枚が丸ごと、「太陽と埃の中で」の現在形のような気がしました。「誰がために鐘は鳴る」を。じゃ、お休みなさい。