・もう情報は公開されてるんですよね。ファンクラブの会報にも告知が入っていましたし。ここで書いても大丈夫でしょう。先日の氷室さんからの映画繋がりですね。八王子オリンパスホールは、目下進行中の浜田さんのファンクラブツアーの初日を見に行った場所でもありました。
・浜田さんの方は2015年から2016年にかけてのツアー「Journy of A Songwriter」をベースにした映画。コンセプチュアルライブ映像とネーミングされてます。単なるライブの記録ではないという大きな特徴があります。
・僕もリリース情報の原稿を書くので制作途中のものを見せてもらいましたが、なるほどなあという内容でした。ライブでは表現しきれない映像が加わっている。ライブをベースにしているという点ではライブ映像作品なんだろうけど、そこに留まっていない。
・そういう意味では氷室さんの「LAST GIGS COMPLETE」とは対極と言って良いでしょうね。氷室さんの方は限りなくライブに近づける。同時体験を強調する。映画館という場所でどこまでライブの臨場感を喚起するか。究極のライブ映像でしょう。
・浜田さんの方は、それとは違うアプローチがされている。映像としての質を高めることでツアーの思想やイマジネーション、浜田省吾というアーテイストを伝えようとしている。コンセプトはライブと一緒なんだけど表現の仕方が違う。板屋宏幸監督。まさに“映像作品”という感じでしょう。
・公開が来年2月ですし、まだ作品が完成もしてない時期に色々書くのも憚られますが、映画館のスクリーンだからこそ、でなければありえない作品になっていることは間違いないと思います。早いですけど、お楽しみに、という感じですねって、鬼が笑うか(笑)。
・ファンクラブツアーの東京公演は明後日と明明後日。初日以来です。どんな風に変わっているんでしょうか。というわけで、曲はそっちですね。アルバム「The Moonlight Cats Radio Show」から「What‘s going on」を。あの曲のミュージックビデオもメッセージ性溢れる作品になってました。じゃ、お休みなさい。