・名前を聞いてピンと来る方はどのくらいいらっしゃるんでしょう。ギタリスト&ヴォーカリスト。70年代から80年代まではクリエイションというロックバンドを組んでました。明日、FM TOKYOの「Kei‘s Bar」でのインタビューです。
・お会いするのは多分、40年ぶり。しかも、彼は今アメリカ在住。国内でもあんまり噂を聞かないなあと思ってたんですが、ラッキーにも日本でのツアーのために戻っているという状態だったんでインタビューが決まりました。
・テーマはやっぱり70年代のクリエイション。最初はブルースクリエイションという名前で活動していて、カルメン・マキさんとアルバムを作ったりしてました。マキさんがロックに変わるきっかけになった人と言えるでしょう。
・でも、何と言っても75年のアルバム「CREATION」、77年の「pure electilic soul」というアルバムでしょう。裸の子供達というジャケットも話題になりました。昨日もそのアルバムを聞いてたんですが、今、聞くと新鮮なんです。
・ロックの魅力であるリフのかっこよさ。渋いギターと泥臭いリズム。ブリテイッシュハードロックとアメリカのブルースが合体したようなグルーブが何とも気持ち良い。今、こういうバンドは日本にないという感じでした。
・でも、日本での評価は高くない。なぜなら歌詞が英語だったからですね。プロデユーサーが内田裕也さんだったこともあるんでしょうね。ロックは世界に羽ばたく音楽なんだから英語じゃないと通用しない、という持論でした。
・クリエイションは、実際にそれを形にしたバンドでした。76年のアルバム「CREATION with PAPALARDI」は、アメリカ録音。フェリックス・パパラルデイというアメリカのベーシスト&プロデユーサーがプロデユース、自分で歌っているアルバムでした。
・彼は60年代イギリスの伝説のロックバンド、CREAMのプロデユーサーでもありました。エリッククラプトンがいたバンド。ジャック・ブルース、ジンジャー・ベーカーという3人のアドリブが激突するバンドでしたからね。つまり歴史上の人物でした。
・一緒に武道館もやってます。その後にアメリカツアーも行ったんですよ。ちょうどサデイステイック・ミカバンドがロンドンで評価されているのと同じ時期ですね。でも、ミカバンドの評価に比べれば明らかに低い。繰り返しになりますが、英語派だったからでしょうね。
・彼らの後ろ盾になっていたのが当時東芝EMIだった石坂敬一さん。FM TOKYOの番組「Kei‘s Bar」は彼がやっていた番組でした。去年の年末に彼がなくなって、3月から僕が後を継ぐ形で続けてます。そんな縁もあっての番組登場です。
・でも、正当に評価されてない人達っているんだよなあ、というのが率直な感想であります。内田裕也さんもその一人だと思いますよ。彼も元気なうちにもっと話を聞いておきたいと思っているのですが、どうなるでしょう。
・というわけで、クリエイションです。アルバム「CREATION」の一曲目「YOU BETTER FIND OUT」という曲を。じゃ、お休みなさい。