・という場所名を聞いてピンと来るのは氷室さんのファンだけじゃないでしょうか。山口県周南市にあるホール。昔は徳山市文化会館と言ってました。僕は2回目ですね。前に行ったのは徳山時代。浜田さんのツアー「ON THE ROAD90」の時でした。
・48都市83本全行程同行取材。今思えば無謀、前後の見境もない試みでありました。ツアー中に44才になったのかな。7月から始まったツアーでしたから、その時は43だったのか。若いよねえ。全行程スタッフ移動でした。20トントラックで青森まで行ったんですよ。
・昔話になってるね、若い頃の武勇伝(笑)。でも、定期預金を崩しながらの取材でしたからね。人生を賭けてたのは確かでした。カミサンが青くなってました。だって、本が書けるまで収入はなくなるわけです。
・でも、地味なノンフィクションを書いている作家の方は、そうやって生活しているわけですから、彼らにとっては、特別なことじゃないわけです。音楽を書いたりしている人は、そういう人たちに比べれば恵まれてます。というようなことじゃなくて、明日のことね(笑)。
・周南市文化会館。2014年のツアー最終日、氷室さんがライブ活動からの引退を発表した会場。「氷室京介を卒業する」と言った夜です。つまり生涯最後のホールコンサートの会場になった。そして、「LAST GIGS」のフィルムコンサートが、明日、そこであります。
・ファンクラブの会報誌「キング・スイング」で始まった短期連載「もう一つのLAST GIGS」の取材です。どんな会場だったのか、その時の会場の空気はどういうものだったのか。自分で足を運んで感じてみたいなという趣旨です。
・明日、僕の誕生日なんですよ。日程を見た時に、あ、誕生日だ、と思いました。恥ずかしながら71才(笑)。70代最初の誕生日が、「引退発表の会場」というのが、妙に因縁めいた感じがして、行ってみることにしました。
・旅先で迎える誕生日というのもあんまり記憶にないですし。あ、あるか。40才の誕生日はニューヨークでしたけどね。中村あゆみさんのレコーデイングの取材。成田空港でビザの更新に来ていた尾崎豊さんとばったり。彼がニューヨークに戻るのと同じ便でした。
・あゆみさんのレコーデイングがジョン・レノンの「ダブルファンタジー」で使ったスタジオだったとか、その時も一生分の因縁が集まった気がしましたけど、それは別格か。でも、70代も旅の途中ですよ、という日になるかもしれません。なれば良いなと思ってます。引退を決めた人と、まだうろうろしている人。まあ、比較にはなりませんけど。
・拓郎さん、ハワイに行きたがってましたねえ。彼もまだ旅の途中。これからも旅は出ますよ、という心境なんでしょうか。ハワイ、いいなあ(笑)。番組ツアーですから、一緒には行けないでしょうけど、その気持ちが嬉しい、と思いました。
・「ビートルズが教えてくれた」の後書きを入稿しました。さっきの40才の誕生日の話はその本にも「私のジョン・レノン」というエピローグで書いてます。今まで日本にはなかったビートルズ本であることは間違いないでしょう。良い区切りになりました。
・というわけで、明日は遅くなりそうなので書けないと思います。曲ですね。氷室さんですね。「The Sun Also Rises」を。“愛と冒険は続く”。続いて欲しい。じゃ、お休みなさい。