・拓郎さんの曲のタイトルですね。作詞は岡本おさみさん。73年のアルバム「伽草子」収録でした。話はあの曲ではなくて、そういう本が出ます。我田引水、自分の本です(笑)。もう6年前ですね。西日本新聞で2012年の秋から2013年の初夏まで掲載された同名の連載記事のタイトルに使わせて頂きました。題字も岡本さんが書いてくれました。
・デビュー50周年の年に合わせて、ビートルズは日本でどんな風に受け止められてきたのかを追ったものですね。初代デイレクターやミュージシャン、当時の若者達。1930年代生まれから80年代生まれまで登場してくれました。その連載が書籍になります。
・当初は「50周年だから50回くらいでしょうか」とか冗談めかして始まった連載が79回まで続きました。続けようと思えばいくらでも続いたんでしょうが、世代を網羅したところで一段落、最後は、今まで書いたことのない自分の話して終わりました。
・連載終了後に単行本という話もあったんですが、色々、タイミングが合わなかったりして、今になってしまいました。5年という時間のブランクはないかなと思ってゲラを読んでいたんですが、そういう感じはしなかったです。それだけ普遍的な音楽ということなんでしょう。
・本にしてくれるのがアルファーベータブックスという小さい出版社。芸能週刊誌とか出してないんで、スキャンダラスなジャーナリズムとは無縁です。担当の人がビートルズ好きで、すでにビートルズの本も作っているということもあってお願いしました。
・http://ab-books.hondana.jp/book/b313575.html
・連載は新聞の紙面ですからね。本になるとまた印象が変わると思います。文章的には読みやすいと思います。九州のブロック紙なんで、全国の方はご存じないでしょうし、一度お手に取って頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。10月の中旬には本屋さんに並びます。あ、ネットですね(笑)。
・というわけで、拓郎さん「ビートルズが教えてくれた」を。じゃ、お休みなさい。