NACK5「J-POP TALKIN’」の今週と来週のオンエア。その後がGLAYのTAKUROさんなんですが、順番が逆になってしまいました。これはもう先方のスケジュール次第。どっちが先でも僕らは合わせます。で、明日がデリコ。7月5日に7枚目のオリジナルアルバム「LOVE YOUR LOVE」が出ます。
丸4年ぶり。その間にデビュー15周年のベストアルバムがありました。新しい一歩という感じですね。良いアルバムなんですよ。今までやってなかったことや新しく試みていること。一曲目が始まってからそれが分かる。音が違ってました。曲のt手触りとか、音の聞こえ方とか、明らかに違います。
どんな風に違うかとか、どうして違うのかというようなことも聞いて行くわけですが。デビュー以来ずっと持っていたLOVE&PEACEのイマジネーションがより自然に自分たちのメッセージになっている。70年代の洋楽ロックを下地に、という感じじゃない。そこが一番の変化でしょうか。
昨日のGLAYもそうでしたけど、キャリアのあるバンドの一番の難しさは、過去の自分達に引っ張られないことなんですよね。あの頃のようにとか、あの曲のように、という周りの声に負けない。そこにおもねったり甘んじたりしない。よりレベルの高いところに迎えるかどうか。
そこに成功している。やっと完成形が出来たという感じのアルバムです。KUMIさんの英語のような日本語も心地良さだけでない日本語としての意味が綴られている。アルバムのクレジットを見ていたら、KUMIさんは色んな楽器をやってました。NAOKIさんとの作業もより濃密になっている印象です。
インタビュー、前作のアルバム以来ですから4年ぶり。どんな話をしてくれるんでしょう。CDが売れないとか、色々問題はありますけど、ウルフルズといいGLAYといい、良いアルバムはありますよ。そういう作品を紹介出来ればなと改めて思ったりしました。
ということで、デリコ。映画「昼顔」主題歌。「Place Of Love」。デリコ歌謡というと語弊が在りそうですが。これも新境地でしょう。じゃ、お休みなさい。