というわけで、TAKUROさんのインタビューでした。見事なインタビューでした、というのも変か。インタビューが良かったのではなくて、彼の話が良かった、ということですね。一段と説得力が増していた。より話に深みが加わっていた。一つのバンドのリーダーから聞いた話としては歴史的な内容でありました。
GLAYというバンドが、今、どこに向かおうとしているのか。それはいつ頃から思っていたことなのか。何に抗って、何を守ろうとしているのか。明快でした。過去の実績とか名声とか、パブリックイメージとか、自分達が作り上げてきたものと壊そうとしているもの。あるいは、縛られないようにしていること。
新作アルバム「SUMMERDELICS」が、どんな覚悟の中で生まれてきたものなのか。そこに至る中で去年のソロ活動はどういうものだったのという話も当然のことながら出ました。そこまで考えてたんですが、という話の連続。約50分弱があっと言う間でありました。
自分で言ってましたけど、40代半ば。ミュージシャンであると同時に立派なプロデユーサー、というよりむしろゴッドファーザーという感じでしょうか。経営というと語弊があるでしょうけど、バンドの危機管理に対しての意識など、理想的なリーダーという感じでした。何はともあれアルバムが全てを証明してます。
NACK5の「J-POP TALKIN’」は、7月8日と15日のオンエア。FM COCOLOの「J-POP LEGEND FORUM」は、7月一ヶ月間GLAYの特集です。5週間ありますからね。一ヶ月間、「SUMMERDELICS」をじっくりと語って行きたいと思ってます。そちらの収録はもう少し先です。
というわけで、アルバムからHISASHIさんが書いた「デストピア」を。HISASHIさん、アルバムの中で爆発してます(笑)。今夜は寒いです。どうしたんでしょう。風邪など引きませんように。じゃ、お休みなさい。