FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の4月の特集アーテイスト。後半二週分の収録ですね。一週目は岩谷時子作品集、二週目はThe King All Starsを中心にした内容ということになると思います。60年代と今、という時間差の二週ですね。
加山さん、11日で80才ですよ。でも、80と思って接してはいけませんね。元気というような次元じゃない。80才にしては、と思ってはいけない。はつらつとしてます。2月に恵比寿のリキッドルームでKing All Starsのライブを見ましたけど、驚異的です。
The King All Starsは、2014年に結成されたバンド。加山さんを中心に、シアターブルックの佐藤タイジさんやモンパチのキヨサクさん、勝手にしやがれの武藤庄平さん、HIATUSのウノコウジさん、SOIL&PIMPSESSIONSのタブゾンビさん、スチャダラパーとか総勢13名ですよ。
やっている音楽はバリバリのロック。スチャダラパーもいるわけですから、ラップも入ったりする。クラシックロックじゃない。今のロック。そこに加山さんのメロデイも加わって時代を超えたロックになる。何しろ80才ですよ。世界には90才のトニーベネットもいますけど、ロックじゃないですからね。世界最年長現役ロッカーという感じです。
というのが一週。もう一週が岩谷時子作品集。60年代の「若大将モノ」ですね。準備に時間かかりましたねえ。どの曲がどの映画の中の曲かとか、一つ一つ確認しながら台本を書くわけです。しかも、リアルタイムで見たものばかりじゃないですし、忘れてるものもいっぱいある。
でも、ネットはすごい。「若大将シリーズ」の中の歌っているシーンだけがあったりする。それを見てると、これも知らない、これも忘れてるみたいな連続でほぼ一日かかってしまいました。そういうことをきちんとしないと話が出来ません。
もっと楽に作ってるラジオ番組は一杯あるんでしょうけど、それだと怖くてインタビューどころじゃないです。そういうプレッシャーが年々強くなってる。それに押しつぶされそうになりますね。明日もそういう感じになりそうです。
桜、ようやく満開になりました。いつもの年より寒いんでしょう。やっと身体も慣れてきました。ということで、加山さん。「恋は赤いバラ」。1963年の「ハワイの若大将」の中で英語で歌っているシーンを見つけてしまいました。60年代のワイキキでした。じゃ、お休みなさい。