広島フォーク村、発祥の店。

　話題が細かい。というか、ローカルでしょう。でも、訂正しないといけないんですよ。去年の秋かな。広島フォーク村の結成のための会合が開かれた場所について書いたことがありました。その時に、今までと違う事実が明らかになった、みたいな書き方をしてしまいました。

　最初の会合が、市内の喫茶店だったんですね。68年11月です。従来は”ウインザー”という喫茶店ということになってたんです。でも、フォーク村村長・伊藤明夫さんが、「勘違いだったかもしれない」と去年の秋に話してたんですよ。

　彼が、何十年ぶりかで、その現場を取材で行ってみた時に、違う喫茶店だったんじゃないか、と思った。それは今も市内にある”朝日珈琲店”だったかもしれない、と言ってたんです。で、そのことをこのブログに書きました。

　そのことが、ウキに”新たに判明した事実”として、書き込まれてました。どなたかが書き込まれてたんでしょうね。参考文献として、このブログが載ってました。でも、その後日談があるんですよ。年末、浜田さんのツアーで広島に行った時に、フォーク村発足の中心人物の一人に会ったんですね。

　以前、広島公文書館が編纂する「広島被爆70年」という本の中で「広島フォーク村と被爆70年」という原稿を依頼されたという話を書きましたよね。そのための追加取材でお会いしたんですが、彼に確認すると、「ウインザーですよ」と断言してました。

　時間が経つと、自分の記憶も曖昧になったり、あやふやになってくるものですが、そういう一例だったことになりますね。どなたかが書き込まれたんでしょうけど、再度、訂正しておいてください（笑）。校正が出たんで、何気なくウキを見ていて気付いたんですが、焦りました（笑）。

　まあ、ウキが時々、間違っていたりすることはありますから、珍しいことじゃないんでしょうけど、あれは、誰でも書き込めるんでしょうか。だから面白いとも言えるんでしょうが、あんまり当てにし過ぎない方が良いかもしれません。

　というわけで、曲です。拓郎さん「わしらのフォーク村」を。じゃ、お休みなさい。