FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」2月の特集、拓郎さんのゲスト。去年のツアー「LIVE2016」のDVDについているライブアルバムを聞きながらのインタビューです。「ラブラブあいしてる」の時からの関係になってすぐになるわけで、そんな中での去年のツアーの話を聞きます。
DVDに特典でライブCDがついているんですけど、それが良いんですね。音が良い。特典というおまけ感はないですね。独立したライブアルバムがついている。DVDの映像よりも去年のツアーを記録している感じです。
武部さん、忙しいですからねえ。今、ユーミンの苗場でしょう。それが終わって戻ってきてというタイミング。2月22日には、彼のプロデユース・アレンジした曲を集めたコンピレーション「日本の音楽と武部聰志」というアルバムも出ます。
彼は、FM TOKYO系列で「セッションズ」という番組をやっていて、それに僕が出るという相乗り収録。一石二鳥(笑)。僕は「大人のJ-POPカレンダー」の話をするわけですね。僕の方は関西だけですから、若干ひけを取りますけど、ま、それはそれです。
昨日の石坂さんのお別れ会、しめやかに格調高く、それでいて盛大に行われました。盛大、という言葉は不適切かな。参列者は1000人、2000人、もっとでしょうか。巨大なレコード盤の真ん中のレーベルのところに遺影が飾られているという祭壇は、日本のレコード産業のシンボルならではでした。
71才。早いですよねえ。もっと色んな話を聞いておくべきだったと悔やまれます。根っからの経営者でありながらロック少年。そして文化人。この間も書きましたけど、音楽のプロモーションに文化を持ち込んだ最初の人、そして最後ということになるんでしょうか。
30年くらい前ですね。「不良の遊びを文化にするのが田家さんたちなんだ」と言ってくれたことがありました。それは、未だに支えになってますね。評論家としてきちんと認めてくれたのも彼でした。中村とうようさんとか、今野雄二さんとか、なくなった洋楽系の評論家のサポートもされてました。
今年になって、どっか浮かない、何となく気分が沈みがちというのは、彼のこともどっかで尾を引いているのかもしれませんね。引き際、というんでしょうか。ふっと、いつまでやるのかなあ、やれるのかなあ、と思ったりするのは、それもありそうです。
一方の拓郎さんのDVDね。70でこんなに無垢で自由になれる。悲喜こもごもという感じ。歯もなかなか戻らないし、堅いものは食べられません。一週間くらい仕事を空けないと直せないと言われて、その時間が取れないわけです。当分、これですよ。どっか冴えないのはそれもありますね。
というわけで、今日は寒いです。昼間、小雪が舞ってました。明日もそういう感じのようです。ハワイ、3月にチケットを買ってあるんですけど、今年も駄目かも。と思ったりしてまた落ち込んでみたりするという今日、この頃であります。曲ですね。「大人のJ-POPカレンダー」にも入ってます。斉藤由貴さん「卒業」。武部さんの出世作です。じゃ、お休みなさい。