今日から始まったドームツアー「タルカス」の一日目。と言っても5本しかないツアーなんで、短期集中という感じ。もちろん、内容には触れませんけど、また一段とスケールが大きくなってましたね。ファンタジーの冒険、というんでしょうか。
ファンタジーなんだけど、メッセージがある。幻想的なんだけれど現実も踏まえている。深瀬さんの言葉を借りれば「想像力と優しさ」のエコロジーというんでしょうか。人と人の優しさの生態系。憎しみと憎しみがぶつかあう現実へのアンチテーゼ。面白かったです。
コンサートというだけでなく、ミュージカルのようなというか、演劇的な要素もある。音楽をより立体的に届けるという実験でもある。彼らは、海外志向も強いようですし、日本の若い人たちの優しさが、どこまで世界に通じるか、という存在になってますね。
彼らを最初に見たのは、Zepp Diver Cityでしたからね。もう何年前かな。あの時は、傷つきやすい優しさが危うく思われましたけど、もうそういう感じはないですね。客席を受け止める自信が伝わってくる。でも、何も失ってない。頼もしい感じがしました。
というわけで、「DRAGON NIGHT」を。”想像力と優しさ”のポップミュージックです。じゃ、お休みなさい。