前にも書きましたけど、去年の12月にそういうコンピレーションアルバムが出ました。カレンダーというタイトル通り、1月から12月まで、それぞれ2枚組。月ごとにテーマを決めて選曲したカレンダーとなってます。曲数は366曲。365日と閏年の一曲、366曲です。選曲と監修をしてます。
幸い、というんでしょうか、有り難いことに取り上げてくれるというメデイアが色々あって、連日、取材を受けております。昨日は、八神純子さんの地方局をネットしている番組のゲスト、今日はNACK5の富沢一誠さんの番組のゲスト。明日は朝日新聞の取材を受けます。
今回発売されたのは1月~3月までの3枚。1月が「新年始まりの歌」「受験生応援ソング」、2月が「スノウソング」「告白バレンタインソング」、3月が「出会いと初恋」「卒業ソング」というテーマになってます。1月は31日だから31曲、2月は閏年を入れて29曲という具合。どんな曲を選んだかは、是非、お確かめ頂けたらと嬉しいです。
当初、ラジオ番組の選曲のように選んだんですが、曲やアーテイストによってはコンピレーションには曲を使わせないというケースが結構あって、かなり修正を余儀なくされました。でも、それが返って思いがけない曲を使うことになったりという副産物を呼んでます。
曲順にこだわってるんですよ。アーテイストがアルバムを作る時に一曲目や最後の曲に頭を悩ませるのと同じでした。楽しかったです。それぞれのテーマのコンセプトアルバムのようになってます。どの曲にも理由があるという選曲です。
J-POPというのは、アメリカやイギリスの音楽に影響された日本語の音楽、と思ってるんですね。そういう意味で言えば、服部良一さんや中村八大さんも当然、そうなわけで、まさに大人の音楽という根拠になってます。
去年、TOKYO FMで”戦後70年の700曲”というキャンペーン企画が実施されました。かなり形は変わりましたけど、ここに着地しました。コンピレーションというと、お得な企画モノという印象がありますが、ひと味違うものにはなってると思います。
3月には4,5,6月編、6月に7,8,9月編、9月に10,11,12月編が出ます。どんな内容のものになってるか、期待して頂けると嬉しいです。でも、若干しゃべり過ぎてます(笑)。というわけで、お知らせでした(笑)。曲ですね。「受験生応援ソング」からクレージーキャッツ「ホンダラ行進曲」を。どこか受験生なんだ。受験と言えば”ヤマ”。”ひとつヤマ越しゃホンダラッタホイホイ”と歌ってます(笑)。じゃ、お休みなさい。