ご記憶でしょうか。ROGUEというバンド。85年にメジャーデビューした4人組。奥野敦士さん(V)、香川誠さん(G)、西山史晃さん(B)、深沢靖明さん(D)という顔ぶれ。89年に武道館公演も行ってますし、ニューヨークのライブハウス、CBGBでもライブをやってます。
90年に解散して、奥野さんはソロになって役者もやったりして、香川さんと西山さんは氷室さんのツアーバンドのメンバーになりました。香川さんは、途中で離れましたけど、西山さんは最後まで氷室さんのバックを支え続けました。
というバンドが、2013年に再結成されたんですね。10月に2枚目のアルバム「DESOLATION ANGELS」が出ました、と書くと、そんなに珍しいケースとは思えないでしょう。バンドか解散、10数年経って再結成、どちらかと言うと、よくある例ということになります。
でも、彼らは、バンドというより人間としての奇跡を実現していると言って良いでしょう。奥野さんは、2008年、一旦は再結成を決めた直後に工事現場から転落、頸椎損傷で半身不随になりました。胸から上は腕しか動かない。そこから下は、感覚がないという完全介護の生活をしてました。
2013年の再結成は、それを乗り越えたもの。今回のアルバムもそうです。まさか、そういう生活をしている人とは思えない力強い歌声を聞かせてます。魂の叫びというのは、こういうことを言うんだろうなあと思わせます。で、彼らの取材に行くんです。地元の群馬ですね。
奥野さんのことはニュースでは知ってましたけど、そうやって歌っている姿を見たのは、2012年のapbank fesでした。ミスチルの桜井さんが、その話をして、ネットで歌う奥野さんの姿を映して、彼らの代表曲「終わりのない歌」を歌ったんです。感動的でした。
それ以降、群馬で、彼を励ますライブ”GBGB”も行われて、案内ももらってたのに群馬までは行けずという状態が続いていたんで、やっと、という感じもあります。どんな話になるのかなあと思いつつですけど、何か力になれたらな、と思ってます。
群馬、そんなに遠くないんですけどね。と言っても一日がかりにはなりますね。東京に戻ってから夜は、BEGINの上地等さんのソロライブがあります。明日、アメリカ大統領選です。どんな結果になるんでしょうか。そして、福岡。駅前の大陥没、びっくりでした。本来なら週末、行ってたわけですからね。大変なことです。
というわけで、ROGUEの新作アルバム「DESOLATION ANGELS」から「酔いどれ天使」。泣けます。じゃ、お休みなさい。