土曜日に行われました。もちろん沖縄ですね。嘉手納の海浜公園。会場のすぐ後ろは海。沖縄はもう梅雨明けしてますからね。気温は30度以上、時折激しいシャワーの雨が来たりもしましたけど、風が気持ち良かったです。
うたの日、というのは、2001年から彼らがやっているイベント。「うたに感謝する日」ですね。毎年慰霊の日の後の週末、土曜日というのが決まりです。これはどこでもそうかもしれませんけど、戦時中、沖縄では、歌ったり踊ったりすることが禁止されてました。こんな時にけしからん、不謹慎というわけですね。
でも、沖縄の人たちは、その伝統を絶やそうとしなかった。辛い時期をそうやって乗り越えてきた。そのことに感謝しようという趣旨ですね。今年も地元密着の力の入ったライブでした。出演者は1000人を超えてたんじゃないかな。
有名な人とか、大物ゲストということじゃなくて、地元の高校生とか、エイサーと呼ばれる民族音楽の太鼓を習っている若者とか。プロというよりアマチャアですね。でも、地元の人たち。BEGINがその中心で頑張ってました。
ゲストもいました。ボサノバの第一人者、小野リサさんとか、やはり沖縄出身のバンド、かりゆし58とか。彼らが大トリでした。BEGINは前に出すぎない。自分達の代表曲はやるものの、スタンダードの流行歌をブラジルのダンスリズムでアレンジしなおしてカーニバルのチームと歌ったり。
今までは、割と、こんなにすごい人も来てくれました、的な要素もあったんですが、もっとテーマが絞られた。沖縄・ハワイ・ブラジルという移民が伝える音楽や文化が軸になって、今年から台湾のグループも参加してました。
そのテーマが新鮮でしたね。東京を経由、今の業界を通らないで広がっている音楽の流れというのかな。”海流の中の島々”はヘミングウエイだっけ。そういう感じの歌の流れ。その中心にいるのがBEGINでした。
彼らはメジャーな存在ですよ。ヒット曲も沢山あります。でも、やろうとしているのは、そういう商業音楽が見捨てたような、と言いますか、そうじゃない音楽。暮らしの中に埋もれてきたリズムとかね。しかも、プロとアマの垣根も壊そうとしてるようにも見えました。
両方とも70年代のフォークソングが出来なかったこと、じゃないでしょうか。今、結局、当時のヒット曲を歌うという形でしかほとんどの人が存在出来てないわけですから。もちろん、それはそれで貴重なことですけど、テレビの懐メロフォークだけじゃ寂しいでしょう。
BEGINは、そんなことも踏まえて活動しているようにも見えて頼もしかった次第です。でも、一泊の沖縄はどっか空しい(笑)。あ~あ、どっか行きたい(笑)。明日は、「J-POP LEGEND FORUM」の森山良子さんのインタビュー。曲はこれしかないか。「涙そうそう」を。じゃ、お休みなさい。