何と、50周年記念ツアーですよ。半世紀。「J-POP LEGEND FORUM」の7月の特集が良子さん。その準備もかねて拝見したんですが、まあ、元気、というとあまりに素朴な感想ですが、ほんとにそうなんです。
良子さんのライブ、いつ以来だろう。何となく知ってしまっているような気がしてたんでしょうね。原稿を書くという機会がなかったせいもあるのかな。オムニバスの企画コンサートなんかでは割と見ているんでしょうけど、本格的なツアーはほんとに久々という印象でした。
正真正銘、プロでした。サービス精神に溢れている。歌はもちろんのこと、客席との距離感や対話。どうすれば一体感を得られるかというツボ。丁寧に丁寧に聞き手の気持ちをほぐしながら自分のペースに引き込んで行く。これぞプロ、というステージでした。
こんなに色んな音楽をやるんだ、という驚きもありました。50年記念アルバム「Touch me...」からの曲が中心なんですが、新しい曲も古い曲も同じように今のエンターテインメントになっている。オールラウンド。じっくりと歌い込んだかと思えば、思い切り砕けてみせる。その緩急の鮮やかさ。見事でした。
さすがに、と言いますか、当然といいますか、客席はお年寄り、じゃない、年配の方が多いわけです。そういうシャイなお客さんに向けて、自分の老いをネタにしつつの自然体。綾小路良子、という感じでしょうか、って怒られるな(笑)。
ライブの時間も、決して年相応じゃないです。女性ですから、年齢には触れませんが、ご興味のある方は、お調べ下さい。若くないっす、って50周年だから当たり前か。「LEGEND FORUM」は、彼女の50年を4週間で紹介するわけですが、どんな切り口にしようか、悩みそうです。
男性で50周年を迎えられそうな人がどのくらいいるでしょうか。というわけで、良子さん、アルバム「Touch me..」から、デビュー曲「この広い野原いっぱい」。50周年、50人の友人達と歌ってます。じゃ、お休みなさい。