象のはな子さん。

　何を書こうとしてるんでしょう（笑）。もう、ニュースなどでも報じられてますが、東京・武蔵野市の井の頭自然文化園にいた象ですね。日本で一番長寿だったはな子さん。今日、なくなりました。69才でした。ね、僕と同じ。

　老若男女から親しまれてました、とニュースでも言ってましたけど、親しい存在でした（笑）。高校が吉祥寺でしたからね。僕らの初デートはたいてい、井の頭公園。僕もご多分に漏れずです。井の頭公園でデートするカップルは別れる、というのも例外じゃありませんでした（笑）。

　井の頭自然文化園は、昔、動物園と言ってたんじゃないかな。でも、上野や多摩みたいに立派でもないし、猛獣や珍獣もいない、動物園というのにはあまりにこじんまり、というんで、呼び方を変えたような記憶があります。

　記憶ですからね。昔から自然文化園だったのかもしれません。僕らが勝手に動物園と言ってただけということもあります。その中で唯一の花、だったのが、はな子さんでありました。戦後初めて日本に来た象だったんだと改めて知りました。何で井の頭だったんでしょうね。

　親しんでいた、と言ってももう何十年も行ってませんけど、実は、今度、色々、事情があって、カミサンと一緒に孫の相手をしないといけなくなったんですよ。どうしよう、井の頭でも行こうかという話をしていた最中でした。

　家に来たことはありますけど、孫だけと一緒というのは初めて。象のはな子さんは、じじと同じ年なんだよ、とか話そうか、とか言ってたのが今朝でしたからね。何ともびっくりなタイミングでした。若干、残念な気もしてます。

　例え、象でも、同じ年、ということで気持ちが重なる。そんな年齢であります。ということで、象と言えば、エレファントカシマシって、こじつけです。「悲しみの果て」を。じゃ、お休みなさい。