今いるのは福岡。博多駅前通りの喫茶店。気持ち良い5月晴れ。風も日射しも快適。街路樹の緑が鮮やかで、ほんとに良い季節だなあという感じです。道路沿いのカウンターで行き交う人を見ながらコーヒーを飲んでいる。至福の時間です。
そう、ずっと紅茶のに、最近、またコーヒーなんですよ。41才の時に十二指腸潰瘍で3週間入院したことがあって、その時からカレーやコーヒーなど刺激物は避ける習慣になってたんですけど、このところ、コーヒーが復活してますね。紅茶だと何だか物足りなくなってます。
日曜日の博多駅前。サラリーマンがいないせいかな。人通りも少なくて、風通しがいい。この季節はどこの街でも快適な時間を過ごせるんでしょうけど、博多、素敵です。泊まっていたホテルは中州の方で、そっちは家族ずれやカップルで大賑わい。ほうほうのてい、という感じでした。
喫茶店の多い街が好きですね。スタバでもドトールでもいいんです。マスターが入れてくれるコーヒーじゃないと、みたいなこだわりはありません。ボーッとして街を見ている空気があればいい。もう、今更でしょうけど、こういう時間があればどこででも暮らせる気がします。
昨日は氷室さんの福岡ヤフードーム。壮絶なコンサートでした。このコンサートを言葉にするのは至難の業、というか、無理だ、と言いたくなるくらいのギリギリのコンサート。ファンクラブの会報誌で書くことになりましたが、身震いがします。東京ドームはどうなるんだろう。
この話はこの辺で。書き出すと止まらなくなる(笑)。で、これから大阪は、斉藤和義さん。本来は、武道館にお邪魔することになるんでしょうけど、氷室さんの東京ドームと重なっていて、何とか、大阪城ホールを見せてもらえることになりました。
合間で仕事しようかとも思ったんですよ。一応、持ってきてますけど、やりません。このボーッとしている時間が愛おしい(笑)。今年はほんとに色んな事がありますからねえ。身内の結婚や出産。親類とか家族の形が変わってゆく。そんな中での僕のドタバタです。
というわけで、新幹線に乗りますか。福岡から新大阪。”さくら”かな。あの列車は普通車でも座席がゆったりしていて快適です。でも、氷室さんのライブを地方で見ることはもうないんだなあ、と思うと、胸が熱くなります。ライブ中より、今の方がそういう感慨がありますね。
というわけで、曲ですね。僕の中の博多、といえばやっぱり甲斐バンド。「男と女のいる舗道」を。舗道の敷石をはがして投石した、なんていう時代もありました。じゃ、また。