すみません、素朴なタイトルで(笑)。そういう感じでした。何とか声も持ちました。それどころか、大森靖子さんに「落ち着きのある良い声ですよ」と言われてしまいました。怪我の功名ですね。マイクを通すとそう聞こえるんでしょうか。でも、松井さんには、心配させてしまいましたから、二本目の方が声が出ていたということなんでしょうかね。
二本とも、納得のいくインタビューでありました。衝撃の次世代シンガーソングライター、大森靖子さんは、思っていたより以上にチャーミングで才気闊達な女性でした。小柄なんですけどね。あどけなさと芯の強さと機転の速さ。あっという間の45分でした。是非、ご注目を。
松井五郎さんのインタビューも濃かったです。職業作詞家という立場の可能性や限界を知り尽くした詩人の本音、といいますか。氷室さんと松井さんの間にあるものは何だったのか、再認識されたインタビューでした。
番組のホームページに僕と一緒の写真がアップされると思うんですが、その時に僕が持ってる詩集「タナトスの織り糸」は、松井さんが、作詞家ということではなく、自分の作品として書いた詩を集めたものなんですね。歌の言葉という枠に収まらない真摯さが綴られてます。
市販はしてないそうですが、値段はついてましたから、ご興味のある方は問い合わせをされると良いと思います。”ワープアンドアソシエイツ”という会社が出版元になってます。03-5486ー7651です。商業的な詞の根底に、こういう心情がある。”ヒット作詞家”ということでは語れません。
ということで、これで通常のペースに戻れそうです。曲ですね。松井さんが書いた氷室さんの曲。今日は「Re-Born」を。彼は、これからの氷室さんを「楽しみだ」と言ってました。じゃ、お休みなさい。