等さんね。哲哉さんじゃありません。今日、二つ番組を見てしまいました。BS日テレの「地球劇場」とMXテレビの「音楽夜話」。前者は谷村新司さんの2時間レギュラー番組のゲスト。後者は小室さんの30分レギュラーですね。
一日家にいるんですよ。妙な感じです。まだ声も咳も本調子じゃない。むしろ、花粉の影響か、咳は帰ってからの方が出ます。声は、心持ち出るようにはなってるかな。でも、あんまり喋らないようにしてますし、電話にも出ません。
来週の火曜日からは、打ち合わせがあったり、収録もあるんで、どこまで戻るか、時間もないですし、声を使わないように、というのもあります。おまけに、まだハワイに居ることになってますからねえ。「あれ、居るんですか」とか聞かれると事情を説明しないといけませんし。それも面倒です。
音楽を聴いたりはしてますけど、他にすることがない。テレビも地上波はひどいもんだし、で、BS日テレで見つけたわけです。谷村さんの番組は、前、拓郎さんが出た時に見たかな。でも、谷村さんの中の小室さんに対してのリスペクトがすごく自然に出ていて、良い感じでした。
小室さん、元気ですよ。70年代、「三ツ矢フォークメイツ」という文化放送の小室さんの文化放送の番組を5年間かな、構成してて、その頃のスタッフが、今も年に何回か集まるんですよ。今年も、年明けにありました。その時よりも元気でしたね。
今、72才。11月で73ですよ。色んな事に達観、はしてないんでしょうけど、もはや邪念がない感じ。出来ることを精一杯やるという境地、というんでしょうか。流行がどうだろうと、そこは超越してるんでしょうね。それが確かさとなって伝わってくる。
あの頃の人たちが概して、回顧話に終始する例が多いですけど、そうなってませんもんね。意識としての現役性というのかな。時代に対して緊張感のあるスタンスがぶれてないからでしょう。商業性に媚びずにメジャーな場所に居続ける。これは、なかなか出来る事ではありません。
何曲も歌ってましたけど、谷川俊太郎さんが詩を書いた「死んだ男の残したものは」を歌ってました。味がありました。大竹しのぶさんが、一昨年かな。みごとに彼女なりのカバーをしてましたけど、年相応の男性ならではのじんわり感がありました。
今までもあんまりお手本はいませんでしたけど、70代はもっと少ないです。小室さんは、そんな中の一つの指針になるような気もしてます。というわけで、小室さんの「死んだ男の残したものは」を。じゃ、お休みなさい。