戻りました。家です。どうにかこうにか、かろうじて、やっとこさ、ほうほうのてい、は違うか。今朝、部屋で目が覚めた時は、窓の外で強風がビュービューと音を立ててたんで、飛行機が飛ばないんじゃないかと本気で心配になりました。
こういう時は、立て続けに色んなことが起きますからねって、もう起きてる(笑)。ともかく空港へと行ったらチェックインカウンターで足止め。僕等のチケットは若干、イレギュラーなものだったたらしいんですね。そんなこと知りませんよね。「問題ないですよ」と言われつつも、なかなか入れてもらえない。最後までそんな感じでありました。
地元の駅に降りた時は、変な感じでした。ハワイから返ってきました、というカタルシスが全くない。日曜日の午後に出たわけですから、いなかったのはわずか四日ですよ。それなのに、どっからか迷い込んでしまったような不思議な感覚でした。
もちろん達成感なんかあるわけないですし、徒労感とも違う。でも、空白感はある。あの四日間は何だったんだろうという迷路に入ったような感覚は初めて経験しました。現実と非現実の落差に戸惑っているという感じだったんでしょうね。
こういう旅行はもうすべきじゃないんでしょう。思いつきや、気まぐれ、ギリギリ、イケイケ、バタバタの綱渡り。自分はスリリングとか言ってられるんでしょうけど、カミサンは大変だっただろうなあ、と改めて思わされました。もし、何かあったらと思うとゾッとします。
そういう年齢じゃない、ということのだめ押しという感じですね。この半年がまさにその象徴のような時間でした。そういう区切り感は自分でも感じていたんで、その締めくくりをハワイで、と思っていたわけですけど、最後は腰砕け。そうは問屋が下ろしてくれませんでした。
そんな問屋があるんでしょうか(笑)。何の問屋さんなんでしょうね。「あなたの人生を思い通りに演出してくれる問屋さん」なんでしょうかね。腰砕けどころか、思ってもないサイドストーリーも用意されてました。生まれて初めての声消失。明日、病院の行き直しです。
どんな診断というか、宣告が待ってるんでしょうね。大したことがなければ良いんですが、と言いつつ、これだけでももう十分に大したことという感じもしますし。いずれにせよ、判決を受けに行くという感じでしょうか。
というわけで、ご心配おかけしました。拓郎さんの番組情報も色々頂きました。ありがとうございました。20日だそうです。曲ですね。ふっと浮かんだ曲。ザ・ストリートスライダーズ「風が強い日」を。じゃ、お休みなさい。