かまやつひろしさんですね。FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の2月分ゲスト。その前半の二週分のインタビューが明日です。かまやつさん、1月に77歳になったんですよ。喜寿。すごいですよねえ。
何しろ、去年の11月に新しいバンド、LIFE IS GROOVEでCDデビューしてるんですから。76歳の新バンドデビュー。しかも、バンドメンバーの年齢差が60歳!CHARの息子さんがリーダーのバンド、RIZEのベーシスト、ケンケンと16歳のギタリスト、山岸竜之介という3人バンド。
ケンケンさんは、70年代のソウルクイーン、金子マリさんと元ピンククラウドのジョニー吉長さんの次男。子供の頃から楽器をさわっているという血統書つき。竜之介さんは、幼稚園の時にCharさんとセッションしたという天才ギタリスト。
一種のミュージシャンエリートとも言える3人が集まったスーパーファンクバンド。日本のバンドとは思えないすさまじいグルーブのアルバムです。現役という言葉が白々しくなるくらいに現役。老けない。枯れても朽ちない。
で、77歳。2月は五週間ありますからね。じっくりと軌跡を辿ってみようと思います。もちろん、知識にしろ経験にしろ、僕では力不足は明白ですけど何とか頑張ってみます。若い頃、ああいう風に年を取れたらなあと思ってましたからね。リスペクトを込めて、です。
僕等の世代は、年上に対して生意気でしたからね。尊敬に値する人もそんなにいなかった。だって、30以上は信じるな、と言ってたわけですから。大人を否定しようとするところから始まっていた。かまやつさんはそういう感じじゃなかったんですよ。
若い世代、年下の人たちに対して、絶対に上から目線にならない。いつも対等で、同じところに立っている。ああなりたいなあと思ってたんです。そういう意味では、自分の番組に彼を迎えられるということは、とっても喜ばしいことであります。
ああなりたいと思った人。作家ではいました。なれっこないけど、尊敬していた人。五木寛之さんと小林信彦さん。結局、足下にも及ばなかったですけど。音楽の世界ではかまやつさんでしたね。だから、未だにムッシュと呼べない。畏れ多くって(笑)。というわけで、二週分インタビューです。
寒かったですねえ。とうとう防寒レベルが最高になりました。風邪引かないようにしないとね。曲です。これ、前もかけましたね。かまやつさんで「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」。じゃ、お休みなさい。