「夜会・VOL18・橋の下のアルカディア・劇場版」キャンペーンの長野バージョン。昨日と今日、長野でした。何度も書いてますけど、「夜会」は東京の人以外は、なかなか見る機会がない。劇場版全国公開にあたって、改めて説明するというキャンペーンツアーですね。
で、昨日は、地元メディアの試写の前にトークイベントがあったんですよ。みゆきさんが「オールナイトニッポン」で触れてくれたこともあって、東京や大阪からの問い合わせもあったそうなんですけど、あいにくの雪でしたからね、ほぼ全員が長野の方でした。
東京、結構、降りましたねえ。以前買ってあったスノウブーツを引っ張り出して、どうにか泥の川のような地元を抜け、早い時間の新幹線に乗り換えて何とか長野についた。足下の悪さは東京の方が遙かに悪かったです。
いくつもの発見がありました。上映される映画館、長野相生座ロキシーは、長野県最古、戦前から続いている由緒ある映画館。外見や建物の随所にノスタルジックな風情が残っている。シネコン全盛の中で、こんなに映画館らしい映画館が残っていることに感慨深かったです。
長野のみゆきさんファンとメディアの人たちとのトークイベント。プレッシャーありましたよ。でも、こういう機会じゃないと会えない人たちに会った気がして、新鮮でした。長野で仕事をしているライターの窪田美佐子さんが、「オン・ザ・ロード・アゲイン」を読んでくれていたりね。
その映画館では、中国政府によるチベットへの圧政を扱ったドキュメンタリー「ルンタ」の上映もしていたんだそうです。浜田さんの高校時代の友人でチベットに住む建築家、中原一博さんが案内人になっている映画ですね。彼とは先日、国際フォーラムでお会いした、という話は書きましたよね。彼女は、その映画の上映にも関わっていて、思いがけないところで繋がったという感じでした。
長野は、信濃毎日新聞で2001年から2011年まで毎週、朝刊にコラムを書いてた縁もあります。当然、親近感もあるわけで、その信濃毎日新聞や信越放送の取材を受けて「橋の下のアルカディア」について語り合ったり、楽しい時間でした。
東京からは見えないことが一杯ありますよね。そこに行ってみないとわからないことや会えない人。それぞれの地方で、自分達が伝えなければいけないことを残そうとしている人がいる。「橋の下のアルカディア」は、そういう人たちのための作品なのかなとも思いました。
今度は、今週の週末。福岡から鹿児島、広島から岡山というスケジュール。その間に浜田さんの鹿児島でのツアーファイナルと、広島青少年センターの50周年コンサートを見るという至福の時間も挟まれてます(笑)。
というわけで、無事戻りました。曲ですね。あ、SMAPの生放送、長野のカラオケボックスのロビーにあるテレビで見ました。そのせいか、東京の芸能界の出来事、という妙な距離感がありました。でも、ジャニーズ事務所の完勝、という感じでしたね。曲はやっぱりこれか。「世界にひとつだけの花」(笑)。じゃ、お休みなさい。