そうなんですよ、って何が(笑)。「MIND OF MUSIC」の斉藤和義さんの特集が終わって、その後、都心に戻ってきて東海ラジオの「J-POPタイムカプセル~あの日からあの日へ」の収録。テーマが”広島フォーク村”。ゲストは当時”村長”だった伊藤明夫さんでした。
広島フォーク村は、2008年かな。開村40周年の時に、中国新聞の日曜版で「小説広島フォーク村」を半年間連載したことがあって、かなり色々取材もしてたんですね。でも、今日、伊藤明夫さんの口から新事実を聞いてしまいました。これは、彼もそう思い込んでいて、最近、知ったということでもありました。
広島フォーク村は、68年の11月に市内の喫茶店”ウインザー”に広島の各大学のフォークソング団体の代表者が集まったところから始まってる。とされてるんですね。招集をかけたのは拓郎さんです。色んな人が”ウインザー”という店名を口にしていたんで、僕もそう思い込んでいたんですが、それが違ってたというんです。
伊藤さんは、今年の夏かな。テレビの番組の取材でゆかりの場所を再訪したんだそうです。そうしたら、その店じゃなかった。記憶の中にあったのはアサヒ・ティーサロンというお店だったというんですね。そこはまだあるというんで、今度行ってみようと思うんですが、47年前のことですからねえ。
みんな何となく、そう思い込んでいたということなんでしょう。まさか、これだけ時間が経っても語られるなんて、当時は夢にも思ってないでしょうから、「ウインザーじゃないの」みたいは話がいつの間にか定説になってしまった。ありえそうなことです。まあ、新事実というほどのことじゃないかもしませんけど、僕もそう書いてきてましたからね。これから気をつけます。
というようなことがありました、忘れないうちにね。東海ラジオ「J-POPタイムカプセル~あの日からあの日へ・広島フォーク村」は、11月8日放送です。というわけで、番組の最後は、この曲でした。浜田省吾さんの「イメージの詩」。97年にシングルで出ましたね。じゃ、お休みなさい。