無事終わりました。ホッとしました。昨日から落ち着かなくて他のことが手に着かなかったんですよ。毎年秋から今頃にインタビューがあるんですけど、今年は久々にラジオもあったせいでしょう、自分でもどうしたんだと思うくらいにプレッシャーでした。
インタビュー自体は、雑誌に書き分けたりするものなんですけど、ラジオで流せたのは「真夜中の動物園」以来かな。こんなにラジオ番組をやってながら、感じたことのないプレッシャーだったのは久々だったからでしょうね。例によって話の中の勘違いや行き違いがあったりもしながら、何とか終えました。
11月11日発売のアルバム「組曲(Suite)」”くみきょく”と読まずに”スウィート”。全10曲。それぞれが独立しつつ、それでいて関連しているようにも聞こえます。どれも聴き応え十分、何度か聞けば聞くほど、感じ方が違ってくる。一曲の中に隠し味というか、伏線というか、もう1つの意味が歌い込まれている。
曲調は聞きやすく、耳馴染みの良い曲が多いんですけど、それだけで終わらない。練り上げられているアルバム。彼女の声や歌のきめ細かさや表情の多才な豊かさは、これまでのアルバムの中でも屈指と言って良いでしょう。「組曲」とはよくも名付けたものだという印象です。
アルバムの発売が11日、12日からライブが始まるんですね。「一会」というタイトルのライブ。「夜会」とも「縁会」とも違うライブになるんだそうです。尽きることを知らない創作のエネルギーはすさまじいものがあります。去年の「夜会・橋の下のアルカデイア」の映像作品も見ました。客席からは見えなかったデイテールやカメラアングルが色々発見させてくれます。
インタビューは、NACK5の「J-POP TALKIN’」でお聞き頂けます。12月の前半二週です。明日の「MIND OF MUSIC」は斉藤和義さんの新作アルバム「風に果てに」の全曲紹介特集。彼にとっての最高傑作でしょう。年を重ねるということが、本当に”重なる”という厚みになっている。頼もしいなあと思います。
渋谷、通りました。ハロウイン、すごかったです(笑)。みんな楽しそうで、良い感じでした。めくじら立てる必要はないと思いますよ。というわけで、みゆきさんかな。アルバムの一曲目「36時間」を。一日が36時間あれば、ほんとに楽なのに(笑)。じゃ、お休みなさい。