良かったですねえ。当たり前でしょうけど、初日の横須賀とはかなり違いました。内容的なことじゃないですね。ツアーですから基本は変わらないわけですけど、10本を過ぎた頃ならではのこなれた空気というんでしょうか。それが初日の良さではあるわけですが、どこかに張り詰めた緊張感もある。
やっている方も色んな事を確認しながらやっているという感じもあります。お客さんの反応を見ないと判断出来ないところもあるでしょうし。これだけのキャリアの人に言葉が適切かどうかわかりませんが、初々しかったりします。そういう模索感がなくなっている。歌や演奏に迷いなく入り込んでいる感じが伝わってくる。思わず涙ぐんでしまう場面もありました。
というようなことも含めて書くのは、シンコーミュージックから出る不定期刊「ALL AREA」という雑誌、明かして良いですよ、という了解もらってます(笑)。「B・PASS」という音楽雑誌のシニア、というと語弊がありますが、若干年齢層が高い雑誌。今年の夏前に一冊目が出てます。
その時は、表紙巻頭が吉井和哉さんと美里さんだったのかな。僕は、福山さん、小田さん、GLAYのライブレポートを書いてます。普通の音楽雑誌よりも少しボリュームがある原稿でした。その第二弾、と第三弾。年内に二弾が出て、来年の春に三弾目が出るのかな。その両方とも表紙巻頭になる予定です。書く場所があるのは、嬉しいことです。
それにしても富山、近かったですね。行きは、「かがやき」だったんですが、大宮から2時間かからない。大宮の次は長野、その次が富山ですからねえ。長野を出たらもう糸魚川、日本海が見えてました。帰りは「はくたか」。各駅停車。もし、お時間に余裕があれば、そっちの方が楽しめるかもしれません。
でも、北陸本線がなくなってしまったんですね。イベンターの方が、金沢から新潟に行くのが大変になってしまったんですよ、と言われてました。そういう弊害というんでしょうか、何かが切り捨てられるということなんでしょうね。でも、おかげで金沢も富山も観光客で大賑わい。ホテルをとるのが大変みたい。新幹線も満席でした。ツアーをするアーテイストたちは、会場は押さえられてもホテルが取れないという非常事態もありそうです。
というわけで、ツアーは一段と濃密なものになってゆきます。曲ですね。北陸を舞台にした歌、あるかなあ。演歌ならありそうですけど。金沢出身のバンド、めんたんぴん。ツアー用のトラックを持っていた数少ないロックバンドでした。彼らの「今日も小松の街は」という曲を。じゃ、お休みなさい。