そう、昔全日本フォークジャンボリーがあったところですね。岐阜県。3年前からそこでロックフェスが行われてるんですよ。タイトルは”中津川 THE SOLOR BUDOUKAN2015”。ライブは26,27日。そこに前乗りします。
提唱者は今年デビュー20周年のシアターブルックのリーダー、佐藤タイジさん。震災の翌年、既存の電気に頼らずに武道館公演をやろうと提唱して、成功させたという実績があります。今年の7月に出た彼らのアルバム「LOVE CHANGES THE WORLD」も、太陽光発電を使ったものでした。
すごいんですよ。マンションの一室みたいなスタジオには、屋上にパネルを置かしてくれないかと管理組合にお願いに行くところから始めたという前代未聞のレコーデイング。でも、確かに音が柔らかいんですよ。
彼と話していて興味深かったのは「良い電気を使うことが良い音楽の第一歩」だという話でした。音とというのは電気の+と-が整然と交互に繰り返されるから鳴る。不純な電気はその動きが一定じゃなかったりするんで音がゆがんだり乱れたりする、というわけです。
以前、浜田さんのツアーを取材で回ったとき、電源のスタッフが”綺麗な電気と汚れた電気”という言い方をしてたのを思い出しました。産業用の電気には不純な要素も混じっていて、そういう電気にあたると電源トラブルが起きる、というんです。
公共施設の会館の電気はそういうものが使われていることが多く、ツアーのライブにトラブルがつきものなんだと教えてくれました。楽器と電源の相性とか言われてることですよね。そのことがやっと分かったという感じでした。
中津川は、太陽光だけでやっている野外なんですね。シアターブルックやCharさん,泉谷さん、和義さん、フミヤさん CHABOさんら二日間で約40組が出ます。その一日目の取材。朝11時からですから,前乗りね。
で、土曜日に最終で帰ってきて翌日がBAYFMというスケジュール。結構ハード(笑)。お天気悪そうです。というわけで、曲ですね。電気の歌、スパイダーズ、「エレクトリックおばあちゃん」。いきなり出てきました。じゃ、お休みなさい。