という言葉は、ご存じないですね(笑)。”JAPANESE POPS REFRAIN”というのは、もうかなり以前からTOKYO FMがやっている音楽キャンペーンのタイトルですね。日本のポップスの歴史をたどって、名曲を再認識しようというような趣旨でしょうか。
今年の8月からこのキャンペーンの拡大版が始まってるんですよ。それが”1945~2015”。言うまでもなく戦後70年に対応したものですね。この70年間の名曲の再認識、年度一杯に”戦後70年の700曲を選ぼう”という企画です。8月に放送された松本隆さんの特番はその立ち上げ番組でした。
そのプロジェクトの一員、というか、表立ってるのが私です。TOKYO FMのそのサイトには恥ずかしながら、写真も載っております。その第一弾の200曲が公開されてます。もし、ご興味あれば。え、こんな曲選んでるんだというのもあると思います。
あれが入ってないじゃないかというのもね。そういう曲は投票出来るようになってます。年末に700曲を発表しようということなんで、よろしくお願いします。選ぶのは楽しいですけど、大変です。当たり前ですが(笑)。これを入れるのなら、こっちもだろうとか、逡巡の連続。でも、70年間を俯瞰出来るようにはしてるつもりです。
9月23日にその特番の第二弾があるんですね。ホリデースペシャルという形のワイドな生放送。4時間近くあるのかな。戦後70年の音楽をどこまで紹介できるかという感じです。僕も出ることになると思います。
この間、貧血を起こしたのは、そのミーテイングの帰り。あんまり盛り上がって喋り過ぎたというのが真相、とは言わないか(笑)。こんな番組にしようとか、こんな曲書けようと話してると楽しくなってしまって終わらなくなる。
夜ご飯も食べてなかったとか、そういう条件も重なったんでしょうね。つまり、はしゃぎ過ぎってか、同情の余地なしね(笑)。9月23日、午後、FM TOKYO、もしお時間あれば。サイトの方も是非。
というわけで連日のお知らせ(笑)。でも、”戦後70年と音楽”というテーマにずっとこだわっていたのは、日本が戦争をしてこなかったから”戦後”がある。平和だったからこんなに素晴らしい音楽を楽しめる、というその一点につきます。
もし、今度、日本が戦争当事国になったら、もう”戦後”という言葉は使えないわけですし、イラク戦争の時にジョン・レノンの「イマジン」がアメリカやイギリスで放送禁止になったような事態も考えられるわけですからね。
そうならないことを祈ってのキャンペーンだと思って頂けると嬉しいです。というわけで、曲ですね。オフコースの「生まれ来る子供たちのために」。僕らは何を残すことになるのだろう。じゃ、お休みなさい。