こんなって、どんなんだよね(笑)。今日は8月15日、戦後70年の終戦記念日でした。ニッポン放送が朝5時から夕方の5時までのワイドを使って10時間のスペシャル企画を組んでくれたんですね。「戦後70年、歌とニッポン」というタイトルでした。
その全体のアドバイザーというのかな、それを頼まれたわけです。そして、その中の三つの番組に呼んで頂いたんですね。朝8時半からの八木亜希子さんの「土曜カフェ」、午後の辛坊次郎さんの「そこまで言うか」とSHELLYさんの「SHELLY GO ROUND」という三つの番組。
それぞれテーマがありました。八木さんの番組は”テレビと音楽”、ザ・ヒットパレードやシャボン玉ホリデーから「ラブストーリーは突然に」までの流れ、辛坊さんは”フォークソングと音楽革命”、SHELLYさんは”カバーソング”。「テネシーワルツ」から「アナ雪」までという感じ。
つまり、一日ニッポン放送だったわけです。ご存じなかったでしょう(笑)。僕も予告めいたことを書けば良かったんでしょうけど、今週は完全にテンパってましたし、どっかアウエイ感がありましたから、うまく行ったら書こう、みたいな及び腰もあったわけです、正直に言うと(笑)。
ニッポン放送がそこまでやらせてくれるのか、という感動もありましたね。FMはそんなことないですけど、どっか敷居の高い感じもずっとありましたから、それがアウエイ感になってたんでしょう。でも、楽しかったです。無茶苦茶楽しかった。
それぞれの番組のパーソナリテイの方は音楽の人たちじゃないですし、全員初対面ですからね。先方もどんなヤツが来るんだと思われたでしょうし、それでいて話しがかみ合って行く新鮮さがありました。戦後70年、こんなに良い歌があったんですよ、という実感が伝わっていれば幸いです。
平和だったからこれだけの歌があった。もし、どっかで戦争になっていたら、これだけ自由な歌は生まれなかったでしょうし。戦時中、ジャズやカントリー、アメリカの音楽が禁止されていたみたいなことにもなりかねませんからね。
というような一日だったんですが、それは5時くらいまででしたね。そっから後は思いがけないことの連続、良いことがあれば反対のこともあるよな、という夜でありました。まずモバイルの電源が落ちた。量販店のコーナーに行って見てもらったら、バッテリーに不具合が出てる。
入れ替えてくれてその場は収まったんですが、それを使って地元の喫茶店でPCを使おうとしたら、PCの方が反応しない。近くのモバイルショップに持って行ったら、モバイルは何とか動いてる。PCに問題があるというわけです。
そんなこと言われても、ということになって、急遽、仕事場に行って、そちらのPCが使えるか試そうとしたら、そこの鍵を忘れてる。カミサンを無理矢理呼び出して鍵を持ってきてもらって、そっちのPCを何とか立ち上げて、明日のBAYFMの台本を送ったというドタバタぶりでした。
いや、もう疲れまくりました。夕方までの心地よい疲れとは全く違う徒労感。昼間の時間が帳消しになったようでした。でも、なってませんよ(笑)。こんな終戦記念日を迎えられて、この仕事をしていて良かったと思いました。”戦後”が長く続きますように、という思いを新たにした日でした。
明日は「MIND OF MUSIC」。サマーソング対決です。東京FMの松本隆さんの特番も明日の夜です。というわけで、曲ですね。岡林信康さんの「私たちの望むものは」を。じゃ、お休みなさい。