NACK5「J-POP TALKIN’」の再来週とその次の週、7月18日と25日のインタビューゲスト。7月15日に11枚目のアルバム「LIFE」が発売になります。今年は結成15周年。と言ってもまだメンバーは32歳。若いです。結成が早かったからですね。高校時代のバンド仲間であります。
去年は、アルバムを二枚出しましたからね。一昨年、自分たちのレーベルを立ち上げてからより精力的になってます。沖縄に腰を落ち着けていることに変わりはないです。東京に出てくるのは、こういうきゃんペンとか取材だけ、後はライブか。それで良いんだろうなと思いますよ。
以前みたいに、東京に出てこないとメジャーになれないとか、プロ活動が出来ないという時代じゃありませんからね。むしろ、東京から沖縄に移住するミュージシャンもいるくらい。もう少し若ければ、僕も、そうしたかもしれません、いや、どうかな。東京、好きですからね。
新作アルバム「LIFE」。力作でした。自分たちの音楽への熱が詰まってる。新らしいことにもトライしている。でも、今、東京で語られるている沖縄をイメージするとあれ、と思われるかもしれません。つまり”基地問題に揺れる沖縄”という捉え方ですね。
そういうことよりも自分たちの日常、身の回りの人を大事にすることとか、人を愛することとか、友達と楽しい時間を過ごすこととか、海辺でパーテイをすることとかが、生き生きと歌われてます。そういうもんなんだろうなあと思いますよ。
でも、ちゃんとメッセージがある。そういうことに巻き込まれないというか、一面的な捕らえられ方をしないで、笑顔の持つ意味とか、風や空や花に対しての思いを歌う。これが沖縄なんだなと思わせる。健全だなあと思いました。
そんな話になるかな。どうでしょうか。曲ですね。紅白でも歌った曲です。「時をこえ」。珍しく、真っ正面からそういうテーマを取り上げた曲です。じゃ、お休みなさい。