ジャムセッションとか、演奏に対してはよく使いますよね。たとえば、キーだけ決めておいて、後は、その場のアドリブでお互いのアイデアやひらめきに沿って展開してゆく。決まったことしか出来ないとか、自分の作品しか演奏出来ないという人には対応できないというスタイルですね。
インタビューというのも、それに近いんだろうな、と思うことがあります。台本があるわけじゃないし、あったとしても基本のキーワードや流れだけで、そこから先はインタビューをする人とされる人の臨機応変ぶりで変わってゆく。インタビューの醍醐味と言って良いでしょう。
Charさんのインタビュー、そんな感じでありました。面白かったです。「J-POP LEGEND FORUM」の来週と再来週の放送。アルバム「ROCK+」の全曲、一曲づつを題材に話を聞いてゆく。まさにセッションという感じでした。
機転の早さ。勘の良さ。こちらの反応に対しての的確なリアクション。たとえば、彼が使った言葉の意味をこちらが、うまく理解してない、若干ピントがずれた時の咄嗟の補足。あ、伝わってない、曲解していると察知した時に、それを指摘しないで、答えで分からせてくれる。気遣いでもありますね。
質問に対しての要領がいい。あ、要領がいいというのは、ずるいとか、じゃないですよ。端的にまとまっている。表現に無駄がないというようなニュアンス。そんなやりとりがテンポ良く進んでゆく。60分番組を2本、スリリングな2時間でした。ギターのセッションを楽しむように、言葉をやりとりしてるという感じかな。実に小気味よかったです。
「LEGEND FORUM」は、一ヶ月間、特集アーテイストにどっぷり浸れるという楽しさがあるんですね。そこまで調べたり、聞いたりしないと分からないこともたくさんある。6月は、Charさん月間になりました。来年がデビュー40周年。色んな切り口がありますからね。またこういう機会があればな、と思います。
というわけで、来月は佐野元春さん。これも楽しみです。でも、2時間話しっぱなしで彼は、声も喉も全く変わらなかったです。僕の方は、後半、青息吐息。歌っている人の喉の強さを見せつけられました。曲ですね。Charさんの話の締めくくりは、やっぱりこの曲。「SMOKY」を。じゃ、お休みなさい。