と書くと、いかめしいね。第何期とかいう言い方が大仰なんですね。何年卒業かは知っていても第何期かは、意識しませんもんね。ま、そういう集まりがありました。卒業から50年!半世紀ですよ。そういう区切りに集まろうという会。学年ですからね、70人くらいはいたようです。
場所はゆかりの吉祥寺。時間は午後4時から。早くね、昼飯じゃあるまいしというんで幹事さんに電話したら「みんな暇なんだよ」でありました。そりゃそうだ。中には、未だに現役社長という人もいましたけど、ほぼ9割の人が年金暮らしの老人ですからね。早く集まって早く寝る、というところでしょうか。いくらなんでもそんな時間に昼飯の年金生活者がいるわけないか(笑)。
僕の方は、アルコールは謹慎中、喉も心許ないということもあって、ウーロン茶で話しの聞き役。みんなのことを素面で見ているのは面白かったです。あいつ年取ったなあとか、あれ誰だっけとかね。だって、まるきり分からない人も多かったんですよ。3年ぶりくらいに逢う相手でも激変してたりね。やっぱり年齢の壁は厚いっす(笑)。
ゲストで当時の英語の先生が来てくれることになってたようなんですね。でも、時間を過ぎても到着しないんで、電話を入れてみたら数日前になくなっていた、というハプニングもありました。まあ、僕らがこの年齢ですから、仕方ないことではあるんでしょうが、英語の先生、逢いたかったですね。
僕、英語だけは出来ましたから(笑)。他は惨憺たるもんですよ。英語と国語しか出来なかった。私立文系はそれで十分。数学なんて、就職クラス。先生に「このクラスの男はいないと同じ」と言われてました。そう、僕らの頃は、まだ女子は半分くらいが就職という時代だったんですよ。銀行とかデパートとかね。それなりに知られた会社が多かったです。
牧歌的な高校時代ね。青春ドラマみたいだった。特に3年生の時は、そんな感じでした。楽しかったなあ。あそこには戻りたい。でもねえ、50年ですよ。逢った時は「お前、誰?」という感じでも、話してるうちに当時の顔になる。これはどなたも経験あるでしょうけど、人の顔って面白いもんですね。
つまり、そういう気分でいれば、そういう顔でいられるということなんでしょうかね。同級生と結婚した夫婦は、ずっとその頃の顔でいられるということなのかな。THE ALFEEが未だに同級生みたいなのは、そういうことなんでしょうねって、話がそれました。
実は確かめたいことがあったんですよ。修学旅行の記憶。夜、みんなで枕投げをやって宿のガラスを割って叱られた、という漠然とした記憶があって、それが事実だったのか、どうか。でも、そういう記憶は誰も持ってないんですよ。枕投げをして怒られた、という程度。きっとそうだったんでしょうね。
自分の中で記憶が勝手に誇張されていって、旅館のガラスが割れたことになってしまった。その方がどっか劇的、とまでは言わないでも、インパクトがある。いつのまにか、そういうストーリーが出来上がってしまった。ありがちだわ(笑)。気をつけよう、記憶の美化と思い込み(笑)。反省しました。
ともあれ楽しかったです。また集まりましょう。というわけで、曲ですね。浜田さん、「19のままさ」。僕らは18歳でしたけどね(笑)。あの頃のみんなに逢う夢が見たい。じゃ、お休みなさい。