マーチンさんのツアーが5月30日から始まります。初日は、君津市民文化ホール。7月の終わりまで20本。東京は6月18日、練馬文化センターと、7月4日、中野サンプラザ。7月2日は大宮ソニックシテイもありますね。アルバム「ALL TIME BEST」を引っ提げてのツアー。つまり35周年ツアー。
そのツアーパンフに原稿を書くことになったんですよ。原稿はもう入れました。なんか嬉しかったですね。ツアーパンフはやっぱりどっか特別という意識があるんでしょうね。コンサートに来る人が読むわけですからね。ライブの記念という意味もあるでしょうし、そういう人たちに何かを感じてもらえるかどうか、ですから。
初めてですよ。90年代くらいまでは雑誌の原稿とかありましたけど、最近は取材と言ってもラジオだけですからね。「LEGEND FORUM」の3月の特集アーテイストだった時に色々調べていったことが役に立ちました。原稿にも書いたんですけど、去年、今年は僕の中で”鈴木雅之元年”になってます。
今までは洋楽ソウルの伝道師というような文脈で見ていたんですけど、実は、J-POPの王道にいる。大瀧詠一さんとのストーリーは、感動的ですよ。大森にドウワップをやってる妙な連中がいると聞きつけた大瀧さんが、わざわざ福生から彼らに会いに行ってるところから始まってました。
というような、”そうだったのか、鈴木雅之”話を書きました。ツアー、楽しみです。もし、参加される方、パンフにも目を通してみてください。あ、”参加”と書きましたけど、最近、違いますよね。”参戦”というでしょ。もう、10年くらいになるのかな。
そんなに目くじら立てることじゃないですけど、最近は、うつむいちゃいますね。バンドブームの頃の戦闘的なライブを見るときは、そういう感じでしたけどね。やってやるぞ的なファイテイング・スピリット。最近は、もっと普通。参加でいいや、という気もするんですけど、ま、どっちでも良いか(笑)。
そんなに大げさなことじゃないっす。じゃ、書くな、ですけど、逸れちゃったんだから仕方ない(笑)。でも、”参戦”したがってる政治家も多いしって、もっと逸れそう(笑)。笑い事じゃないですけど。話をマーチンに戻しますね。
改めて気づいたこと。彼は、元々ドラムを叩きながら歌ってたんですよ。憧れはつのだ☆ひろさんだった。そうなんですよ、彼のヴォーカルのフェイクの気持ちよさの理由がそれでした。ドラマー出身のヴォーカリストに惹かれるという方程式は彼にもあてはまってました。
というわけで、明日も原稿。連休のライブ三昧のツケが回ってます。局ですね。鈴木雅之さんの「MAMA」という曲を。彼の作曲です。じゃ、お休みなさい。