「MIND OF MUSIC」の特集。来週、13日に15枚目のアルバム「Prayer」が発売になります。アルバムの曲だけでなく、今までの代表曲も入れながらの特集。アルバムについての彼女の長いコメントもあります。後で気づいたんですが、今日は彼女の誕生日。31回目かな。若いです。
でも、彼女はもうデビューして10年。歌いっぷりには貫禄すら感じますね。楽器のような音圧の声、ブオーっというサックスのような歌というのは独壇場でしょう。ポップスもクラシックもオペラも歌いこなしてしまう。大げさに言ってしまえば、異次元のヴォーカリストという感じです。
そう言えば、彼女が二十歳になる前日にインタビューしたことがありました。つまり、5月8日だったということか。「明日二十歳になります」と言ってたのを思い出しました。2004年だ。デビュー翌年。デビューした時のプレスリリースも書いてますね。
そういうのは偶然ですし、巡り合わせに過ぎないですが、そうやって出会った人と10年以上経ってインタビュー出来たりするのは嬉しいですよ。こんなに立派になって、という素朴な実感があります。新作アルバムは初めて外人作家チームに曲を依頼したり、意欲的なアルバムです。
音楽に血統というのは、そんなに影響しないと思ってる方なんですね。どこの馬の骨だか分からないような半端者でも才能があれば何かを成し遂げられるというのが面白さでしょうし。でも、彼女は、そういう次元じゃないですね。備わっている。
そういう生まれが宿命みたいに枷になってしまう人もいますよね。それに押しつぶされるというか。きっと彼女もそんな時期があったんでしょうけど、今は、そのことを自分の使命のように受け止めている気もします。というような話も明日、するんじゃないでしょうか。
でしょうか、って他人事みたい(笑)。ま、生放送ですから、基本、やってみないと分かりません。というわけで、明日、6時起きです。最近、もっと早いな。どんどん慎重になってます。曲ですね。平原さん、何度聞いても鳥肌もんです。「Jupiter」を。じゃ、お休みなさい。