有楽町の駅から電話があったんですよ。着信だけ残ってたんで、その時は、駅だとは分からなかったんですが、かけ直して判明。何の用だろうと思ったら、落としたスイカが届いてます、ということでした。
スイカって名前が入ってますよね。調べれば持ち主の住所から電話番号から全部登録されている。それでわざわざ教えてくれたわけです。もう一ヶ月くらい前に落としたのは気づいてましたけど、あんな薄いカード一枚ですからね。まさか出てくるとは思いませんでした。
落としたのも有楽町。そこのビルの管理人さんが届けてくれたんだそうです。偶然、有楽町にいたんで、すぐに駅に向かって受け取りましたが、こんなことあるんですね。感想は二つ。一つは、親切な人もいるんだなあ、東京は良い街だよなあという感謝の気持ち。
もう一つは、時間が経って何となく感じているのは、個人情報の危うさ。あのスイカ一枚に生年月日や住所や電話番号が全部入っている。使用履歴を見れば、いつ何をしていたかも全て明らかになってしまう。
最近は、レストランとか買い物とか、使い道が増えてますよね。そういう履歴も全部あの中にある。どことなく怖いものを感じたりしたわけです。携帯なんかはもっと情報が詰まってますもんね。
僕は、結局ガラ携に戻してしまったんで、知らないんですが、今、落とした携帯を探すことが出来るんですってね。どこに落ちているかの住所が出てくる。アメリカの犯罪映画みたいですよね。ロックがかかってれば情報が漏れる心配はないと、この間、落としたスタッフが言っておりました。
でも、東京だからでしょうねえ。海外の他の街で、あんなカード一枚が見つかるとも、それが届けられるという気もしませんよね。総論的にはいい話かなと思っております。最近増えている外人観光客が、街の清潔感に驚くのも無理ないということでしょうか。
ということで、こんなことがあったよ、という話でした。タイトル、ぼちぼち考えます。曲ですね。忘れものの歌ね。中島みゆきさん「遺失物預り所」。有楽町駅の遺失物係さん、ありがとうございました。そう、6月7日にNHK文化センター・大阪梅田教室で「中島みゆきの世界」という講座をやります。お受けしたものの、今からずしんとプレッシャーになってます。じゃ、お休みなさい。