トラブルというほどじゃないですけど、色んなことが起きます。落ち着かない年明けになってます。まあ、自分でそうしているとも言えるわけですが。昨日は、清志郎さんの映画の試写会。以前一回見てるんですけど、確かめたいことがあってもう一度見せてもらってました。
その後、打ち合わせが二本と新年会が二つ。一つは音楽制作者連盟という団体と、もう一つは私的な集まり。ぶっ続けて話していて盛り上がりすぎたのか、はしゃぎ過ぎたのか声が枯れてました。おまけに、最後のお店に眼鏡を忘れて取りに行ったりして家に戻ったら夜中でした。
アルコールは避けたんですよ。ウーロン茶を飲んでたのに、コップは倒すわ、水はこぼすわ。どっか自分の中の歯車が変な周り方をしている感じ。妙なテンションだったんで、布団に入っても寝られずでありました。
そして、今日ですよ。NACK5の「J-POP TALKIN’」のスキマスイッチの回のスタジオ作業。朝から書いていた台本を保存するのを忘れてしまって、全部消えてしまったんです。放送日を間違えないように、日にちだけ直して書いていて、そこだけ保存していた。中身はゼロ(笑)。ぶっつけでやりました。
でも、トラブルという意味では、桑田さんはそういう心境でしょうね。まさかああいう羽目になるとは思ってもなかったんじゃないでしょうか。僕も会場にいましたけど、誰が見ても軽い冗句でしょう。というか、こんなに立派な分不相応なものもらっちゃって、という照れ隠し。
これもみんなが応援してくれたお陰という感謝の気持ちを表すのに、彼一流のユーモアとサービス精神で思わずああいう仕草になった、ということでしょうから。そんな大それた気持ちがあるわけがない。それを鬼の首を取ったようにあげつらうことにどんな意味があるんだろうと思うんですね。
だって、偉い人のことや権威のあるものを茶化すのは、江戸時代からの日本の庶民文化のおおらかさでもありますよ。大衆娯楽というのはそういうものでしょうし。あいつ、また、あんな馬鹿なことやってるで笑って済ませられないんでしょうかね。
清志郎さんの映画を見ていたり、彼の活動を改めて振り返ったりしているせいもあるんでしょうけど、彼は天国でどう思ってるでしょうね。曲ですね。ザ・タイマーズ「ロックン仁義」。”冗談のひとつもいえねえ、替え歌のひとつにもめくじらを立てる いやな世の中になっちまったでござんすねえ”と歌ってます。じゃ、お休みなさい。