9月から始まった解散ツアーの最終日。25周年が、そのピリオドの年となりました。FM COCOLO制作でインターFMで流れている「J-POP LEGEND FORUM」の12月のLEGENDが彼ら。少しははなむけになったかなという感じです。
デビューが89年。ホコテンの人気者としてデビューしてからずっと自分たちの音楽を探し続けてきたバンド。アジアから沖縄、そしてブラジルからヨーロッパを経由して日本に戻ってきたというんでしょうか。知らないことや知りたいこと、見てないことや見たいことに誠実に変わり続けてきたバンド。希有な存在だったなあと改めて思わされました。
商業的なフィールドに居ながら、商業性に惑わされることがなかった。なかったと言うのは言いすぎかもしれませんけど、頑なになびこうとしなかった。作家性に忠実だったというんでしょうか、ああいう頑固な生き方も珍しい気がします。
最終公演。メンバーの体調とか、色んな問題もあるでしょうけど、25年続いたことに拍手じゃないでしょうか。だって、同時期に御三家と言われたユニコーンもジュンスカももっと早く一旦解散とかしてますからね。最後まで頑張ったと言っても良いでしょう。
最初はスカバンドですからね。女子高生に人気のかわいらしいスカバンド。それが、島唄からブラジルですからね。でも、それがJ-POPの面白さでもあるんだと思います。涙涙のライブになるんでしょうか。それとも晴れやかな卒業式になるんでしょうか。
というわけで。明日は大竹しのぶさんのインタビューもあります。その話はまた。曲ですね。この間もかけましたね、THE BOOM。「中央線」を。バンド4人のうち3人は山梨出身でした。じゃ、お休みなさい。