昨日、時間かかりましたねえ。大瀧さんは調べれば調べるほど深みにはまってゆく、という言い方は変か。色んなことが知りたくなってくる。なかなか先に進まない。一曲一曲の背景であるとか、、それぞれの曲の繋がり。色んなところにストーリーがある。
音楽も気持良いんで、そこに浸っていると全然作業が進まない。ということで予定を遙かに遅くなってしまいました。そして、今朝は寒かったです。この辺はまだ土が残っていたりもするんですけど、立派な霜柱が立ってました。霜柱、なつかしいと思う地方の人も多いんじゃないでしょうか。
子供の頃は、霜柱を踏みしめて学校に行ってましたもんね。ザクザク音を立てて霜柱を踏みしめるのが子供なりにワイルドな感じがあったように思います。ワイルドね。一昨年の流行語か。もう誰も使いません。流行語、廃れるのも早いです。というような話じゃないんだ(笑)。
GLAY、スーパーアリーナ。新作アルバム「MUSIC LIFE」を引っさげてのアリーナツアー。まだ始まったばかりです。今日は2日目、昨日、10年ぶりの東京ドーム公演が発表になりました。10年ぶりかあ、と思いました。
2004年から5年にかけて。10周年の時ですね。ユニバーサルスタジオ・ジャパンをやった次の年。覚えてるなあ。歓声が降ってくるという感覚を鮮烈に感じたのがGLAYの東京ドームでした。10年ぶりというのは異例ですよね。10年間、そういう場所にいることがどのくらい大変なことか。
”帰ってくる”という感じでしょうね。勢いでやれる年齢でもないですし、実力というか底力というか、上っ滑りな人気では10年も経って帰ることは出来ません。ステージに置いてきたジャケットを取りに帰るという10年前の言葉が本気だったことになります。
エンターテインメントとしての大仕掛けな見せ所は随所にありつつ、引き締まった演奏というんでしょうか、大向こうを意識したような派手なパフォーマンスというより、一つ一つのフレーズなどの細部にこだわった演奏という感じでした。
何でしょうね、どんどん”素”になって行ってる感じがしたんですね。2万2千人を前にした、という身構え方がない。自分たちも心底から楽しんでいる。明るさや素直さ。それぞれの人間性。それでいて常套的な盛り上げ方や演奏に頼らずに新しいことをやろうとしている。
アルバム「MUSIC LIFE」がそういうアルバムでしたもんね。どっか清々しく淀みがない。まあ、淀みはいつもないですけど。揺るぎないんだけれど、大げさでも大上段でもない。人前でやることが普通になっている。普通というのは最高の褒め言葉でもあると思って下さい。
ツアーはまだまだ続きます。ファイナルは仙台。夏は函館アリーナのこけら。その間に東京ドームということになりました。来年の楽しみが一つ増えましたね。俺たちは、CDが売れるとか売れないというような次元にはいないよ、と証明したようなライブでした。
それにしても、今朝は寒かったですって話しが変わりました(笑)。真冬モード。これからどんどんそうなってゆくんでしょう。風邪、気をつけましょう。というわけで、曲ですね。GLAYの「MUSIC LIFE」を。じゃ、お休みなさい。