明日、「J-POP LEGEND FORUM」の収録があるんですね。8月のLEGEND、THE ALFEEの後半二週分。インタビューのゲストは四週に渡って坂崎さん。明日は、94年から2003年、2004年から2014年までの二週分です。
で、改めてのTHE ALFEE聞き直し。昨日と今日、丸々二日間でした。前半の二週もそうだったんですけど、ほんとに多面的なバンドであります。何でも出来ちゃうんでしょうね。プログレからヘビメタからロックンロールからフォークからクラシック。あらゆる要素が取り込まれている。
アルバムが10曲あるとして、極端なことを言えば10色の光がある。一枚のアルバムの話をするのにも、取り上げる曲によって全然違うアルバムになってゆく。それを40年分やろうというんですからね。つなぎ方で相当に違うストーリーになってゆくわけです。
たとえば、70年代の学園風景やフランス革命がテーマになったような曲を並べてゆくと、硬派な社会派バンドみたいにもなりますし、カップルが二人で教会に行ったりするようなラブソングを選んでゆくと、清純派バンドみたいになるし。どこから取り付くかで話しの展開も全く変わってくる。
そういう曲だけでなく、野外イベントをあれだけ定期的に続けたバンドはありませんし、ツアーの本数が今、2473本だったかな。そんなにライブをやってきたバンドも彼らだけでからね。ライブの話だけでも1時間や2時間の番組はすぐに出来てしまう。
しかも、その時のライブだけで歌ったとか、色んな曲を時代を変えて歌い直してたりもしますし、フットワークも軽い。遊び心も人一倍。そのワンダーランドに迷い込んでしまった感じでありました。一回の番組の選曲を何回やり直しただろうか、という感じでした。
まあ、そういう時間は好きではあるんですけど、限りがありますからね。結構、焦りながらやっておりました。でも、マニアは別として、彼らは、そういう目であまり見られてないところもあるんじゃないでしょうか。とんでもないバンドだなということは改めて再認識。4時間で40年。無謀だったかもしれません(笑)。
というわけで、漬かりました(笑)。涼しかったですね。夜もそんな状態だったんで、割とよく寝ました。今夜もそうだと良いですが。曲ですね。THE ALFEE、「幻夜祭」。昨日の話に関連しますけど、71年かな。三里塚で頭脳警察らが出た野外イベントがあったんですよ。そのタイトルが幻野祭でした。高見沢さんが知ってたんでしょうね。そういう面”も”あるバンドなんですよ。じゃ、お休みなさい。