台風、大丈夫ですか。今どの辺なんだろう。この後、天気予報を見ます。東京は、これから雨風が強くなるのかな。でも、今朝、7時に家を出た時は土砂降りだったのに、8時半過ぎにBAYFMのある海浜幕張についたら薄日が差してました。
そのくせ、千葉も外房は避難勧告。で、お昼間に放送が終わった時は、まだ薄日だったのに、東京駅についたら土砂降り。駅ごとに天気が違う。今夜もそうなんでしょうか。明日は晴れそうですけど、寝てからの暴風雨が怖い感じです。外のものとか飛ばないと良いですけど。
昨日は、ゆるめるモ!の恵比寿リキッドルーム。と言ってもゆるめるモ!はご存じないでしょうから、その話は明日にするとして、今日はflumpoolの横浜アリーナ。こっちですね。劇的に良かったんですよ。こういうことってあるんだなあと思いました。
5周年のツアーのファイナル。ツアー自体は春からやってきて、それを見てなかったせいもあるんでしょうね。去年の秋の武道館以来。こんなに変わるんだという驚きの進化形でした。オープニングで、英語のDJが”BRAND NEW flumpool”と言ってたんですが、ぶっちぎりのBRAND NEWでありました。
バンドの演奏が違った。メンバーの技量が向上してるんでしょうね。新たに加わったバイオリンが、全体のトーンを変えていた。ハードロック調に変わった曲にもバイオリンが内省的な陰影を加えてゆく。前から入っていたシンセも相乗的な効果になってました。元々、アコーステイックな3人組だったことを思わせるコーラスの多用。声の厚みも加わってハーモニーも生まれていた。
彼らは、自分たちの生きる意味みたいなものを音楽に求めている、青いほどの生真面目さが好感を持てるバンドですが、そんな姿勢を音と演奏、照明や演出、様々な形で増幅して伝えられるようになってました。歌詞とか、MCの中あった真っ直ぐさが、ともすると生硬に聞こえてしまうこともあったんですね。もちろん、それも魅力にもなってましたけど、音と演奏が一体になることで、より音楽として伝わるようになった。何かをかなぐり捨てたように生き生きしてました。
客席を敢えて煽らなくても、熱量の伝わるライブ。客席が拍手をするのも忘れて見入っている。メンバーが、どっか別次元に”イッテル”ようなオーラを漂わせてる。興奮気味にドキドキしながら見てしまいました。こういう瞬間があるからバンドは面白いんでしょうね。第二のデビューコンサート、という感じでありました。今後の彼らは楽しみですよ。
というわけで、曲です。デビュー曲、「花になれ」。別の曲みたいにドラマテイックでした。でも、これから、風や雨は穏やかな夜でありますように(笑)。じゃ、お休みなさい。