横浜から戻りました。それにしてもすごい二日間でしたね。二日間のコンサートがこんな風に劇的なドラマを刻んでしまうなんて、誰が予想したでしょう。それだけの犠牲と言いますか、痛みや危険もともなったわけで、軽はずみなことは言えませんけど、思ってもなかった結末になりました。
雷雨中断。まさかねえ。雨に襲われるとしたら昨日の方が確率が高かったですからね。静岡県掛川の「つま恋」で行われたアミューズの野外イベントがやはり雷雨で中断になってたんですよね。しかも、電源を全部落とすという緊急事態の中での措置でした。
静岡でそういう天気なわけですから、何時間後には横浜にもやってくる。迫り来る雨雲を覚悟しながらのライブでもあった。ところが奇跡的に開演中は降らなかった。今日は、昼間は夏の太陽が覗いてましたからね。野外らしい気分で始まったわけで、あんな風にいきなり雷雨に襲われることは予想してなかったでしょう。
それも本編が終わろうとする頃からの稲妻と雷鳴、アンコールで「The Sun Also Rises」を歌ったところで中断でした。ものすごい稲妻でしたもんね。球場の中にもかなりの規模の照明が仕込まれているのですが、球場全体が昼間のような明るさで照らし出されてしまう。昨日の息詰まるような空気とは違う緊張感に包まれてました。ステージのイントレ、鉄骨の骨組みですね。ビリビリと音が聞こえるようでした。
中断の間、アリーナもスタンドも一旦全員が避難してたんですね。でも、1時間後に再開。一曲だけという条件付きだったようですね。改めて「ANGEL」を歌ったんですが、「このまま終わるわけには行かない」と来年のリベンジを誓ってくれました。
”このまま”というのは、今日のお天気だけじゃなくて、昨日のこともありました。リハの前に振った雨の影響で、モニターに足をかけて歌おうとした時に滑って胸を打ってたんですが、それが実は骨折していたことも明かされました。昨日のライブも、そんなことは微塵も感じさせなかったです。
再開まで1時間ありましたからね。痛み止めが切れたんでしょう。「ANGEL」は、かなりつらそうでした。そういう”無様”な状態では終われない、というリベンジの誓いでもありました。万全の状態で、改めて笑顔で送り出せる、そんな機会が持てることを祈りたいと思います。
それにしても、まさかこういう結末になろうとは、ですよねえ。これが”伝説”というものなんでしょう。どんなに意図してそうしようと思っても起こりえないことが起きる。その人でなければ起こらないようなことが起きてしまう。1日目の”骨折”と2日目の”雷雨”。まさか、でしょう。
改めてそうやって生きてきた人、運命的な何かを感じてしまいました。さよならは来年ということになりますね。1日目の終演後のBGM「リボルバー」の歌詞のようになりました。2014年7月19,20日ーー。でも、本当の伝説は次のライブでしょう。曲ですね。”サヨナラは言わない”。「リボルバー」を。じゃ、お休みなさい。