という拓郎さんの曲があります。74年のアルバム「人生を語らず」の中の曲ですね。今回のアルバム「AGAIN」は、全15曲。でも、レコーデイングされたのは、16曲で、その残りの一曲が「僕の唄はサヨナラだけ」。収録されなかったのは、”今の気分じゃない”ということでした。
でも、折角レコーデイングしたんだし、ということでスタッフがラジオのリスナープレゼントを提案。全国のラジオ局からプレゼントされることになりました。ダウンロードカードが送られてきて、そこに書いてある手順でダウンロードすると自分の曲になるという企画です。
各局3枚と言ってましたけど、幸いにも僕の番組から可能です。NACK5「J-POP TALKIN’」、明日の夜の放送です。NACK5のサイトの応募フォームに沿って応募してください。土曜日の夜の30分番組で、ご存じない方も多いでしょうし。とりあえずの業務連絡でした(笑)。
今日は「J-POP LEGEND FORUM」の6月最終週のゲスト、鳥山雄司さんのインタビュー収録。同じように「AGAIN」についてでありながら、この間の武部さんともまた違う話が聞けました。アルバムは2人で半々にアレンジしてます。
とは言え、2人とも共通していたのは、離れてた時に持っていた”フォーク”のイメージが、実際は全く違った、ということでありました。そうなんでしょうねえ。70年代から80年代にかけてプロのミュージシャンを志向していた人は、洋楽志向、高度な演奏を求める人たちが多かったからですからね。その辺が拓郎さんの運命的な巡り合わせということになるんでしょう。
アルバム「AGAIN」はアレンジャー2人の拓郎さんに対してのオマージュも感じられるんで、その辺も聞き所です。洋楽っぽい洗練されたゴージャスなアレンジと演奏。同じ曲でも、これまでのものとはかなり違います。音楽を楽しんでいる。そういう中に入ると「サヨナラだけ」というニュアンスに違和感を持ったというのも分かる気がします。
ということで、明日は「MIND OF MUSIC」の「AGAIN」特集の台本であります。今朝、7時に起きて日本戦を見ていたんで眠いです。曲ですね。「まにあうかもしれない」を。ジャンプしたくなるような軽やかさが気持ちいいです。鳥山さんいわく「ジャンピング・アレンジ」だったそうです。じゃ、お休みなさい。