この言葉だけ見ると、重病みたいな大げさな感じがしますが、ってしないかな(笑)。昨日、寝られなかったんですよ。インタビューが終わってから番組のスタッフと飲みに行ったりして、それでお風呂に入ったりしたせいだったんでしょうか。
寝付こうと思った時から心臓が躍ってしまって、不整脈な感じ。ウトウトしたかと思うと、心臓がそういう状態になって突然目が覚める。頭がボーッとしてふらつく感じもあったりして、不快な一夜を過ごしてしまいました。
しまいました、と終わってしまうわけにも行かず、脈も速かったんで、近所の病院の循環器のお医者さんのところに行ったんですよ。数分間の心電図では大した問題はない、不整脈で死ぬ人はいませんよ、とか言われたんですが、心配なら24時間心電図を付けてみますか、というんでこうなりました。
身体に管がぶら下がったまま仕事をしたり、食事をしたり。カミサンは、「こんなこと言っちゃいけないけど」と一応は前置きしつつ「自爆テロみたい」と喜んでおりました。喜んではいないか。面白がってました。時限爆弾を巻いてる感じかな。
年輩の映画ファンならご記憶があるでしょう。ゴダール監督の「気違いピエロ」という映画。今、禁止用語だからタイトル自体が御法度ということになりますが、当時はそういうタイトルでした。あのラストシーンはジャン・ポール・ベルモンドが身体に巻き付けたダイナマイトを爆発させて死ぬんでしたよね。
青い空と海をバックに炎が上がって、そこに”見つけた、永遠を。海と溶け合う太陽を”というランボーの詩が字幕で出るんですよね。印象的なラストシーンでしたって、何を書いてたんだっけ(笑)。そう心電図だ。このままお風呂に入っても良いんですって。
でも、これを付けて寝たら何ともなかったりして。ほんとに気のせい、自律神経ということになりますね。病院から帰ってからはGLAY漬け。今週と来週の「MIND OF MUSIC」が、GLAYの20周年特集。来週、25日の山形六魂祭も行くことになりました。
明日の夜は、KANAーBUNという若いバンドの新木場コースト。それまでにこの心電図を返さないといけません。どんな記録が残ることになるんでしょうか。女子サッカー、ベトナムに対して一対ゼロです。これもこの後、どうなるんでしょうか。曲ですね。GLAYで「LAYLA」。改めて訊いたら、相当違って聞こえました。じゃ、お休みなさい。