無事終わりました、という言い方も変ですね(笑)。何かが起きるとか、突発的な事故を予測したとか、そういうことじゃなかったですからね。でも、気分的には、ほっとしたという感じです。知りたいことや訊きたいことは訊けたという手応えはありました。
内省的な人だなあ、という感じでしょうか。もちろん良い意味ですよ。思慮深いんだけれど、そのことに対してもこれで良いのだろうかと自問している人。外には出さないけれど、深い情熱や意志を持った人、そのことを表に出すことは潔しとしてない人。訊き甲斐、話し甲斐のある人でした。
自分で言葉を書く人であり、努力して自分の道を切り開いてきたわけで言葉には誠実。そのことも殊更にはしたがらない人、ってどんなイメージを持たれるでしょう(笑)。でも、パブリックイメージとは少し違うかもしれません。
オンエアは、アルバム「Ken’s BarⅢ」の発売日、5月28日を挟んで、24・31日の二週です。ご自分のお耳でお確かめ頂ければ。ネットや雑誌のインタビューがあんまり見当たらなかったんで、知りたいことを訊いた、というインタビューでした。
そう、一つだけ、エピソードを書いてしまえば、「J-POP TALKIN’」は、こういう番組です、という簡単な説明で、最近登場したインタビューゲストの名前を挙げた時に、米津玄師さんに対して強い反応をされてました。それは、思いがけなかったですね。そういう”歌ばか”なんだと、何だか嬉しかったです。何が嬉しかったか、説明しにくいですけど(笑)。
というわけで、今日も終わり。ヤンキースのマー君の好投に乾杯、という感じでしょうか。曲ですね。平井堅さん「Ken’s BarⅢ」から「家族になろうよ」。福山さんとは違う繊細さが染みます。じゃ、お休みなさい。