明日はお休み、とか書きましたけど、結局、行ってしまいました。どっちかと言うと昨日の方が面白かったかな。今日のメインのサカナクションは、今年、ワンマンを見てるんで、今日は良いかなと思って早めに抜けてきたせいもあるかもしれません。
人は入ってましたねえ。若い人ばかりじゃなかったです。みんなフェスの楽しみ方を知ってるみたい。時代が変わったなあと思いました。タイムテーブルを手にして、三つのステージをぐるぐる回る。見る側が好きに選べるし、演る側も、そういう中で競争意識を向きだしにする。
それが入り口になって、個別の聞き手が増えてゆけば理想的なんでしょうけどね。そこまで行ってるのかどうかは分かりません。でも、フロアーで自由に踊っている若い子達の姿が微笑ましかったです。昔の言葉を使えば”解放区”という感じでありました。
今日、見た中ではNico Touches The Wallsが良かったかな。他は英語で歌っているバンドが何組もありました。やっぱり日本語で歌っている人たちの方に惹かれてしまうのはしょうがないんだと思いますね。はっぴいえんど以降の人間でもあるわけですし。
英語でも日本語でも良いとは思いますし、英語的な”ノリ”の気持ちよさも分かりますが、でも、何を伝えたいかというのはもっと重要だという気もしますからね。昨日の方が面白かったと思うのはその辺でしょうね。とは言え、室内フェス、これからも定着すると良いなと思います。
前にも書きましたけど、やるつもりになっていた本の企画が流れてしまって、割と時間に余裕があるんですよ。こういう時に行っておかないと、というのもあります。正直に言えば億劫だなあ、という気分もあったりするんですよ。そこが別れ道ねって、何のだ(笑)。
この仕事って、社会的な認知もほとんどないし、金銭的に恵まれているわけでもない。比較的自由にコンサートを見ることが出来る以外に楽しみもないわけですから。億劫だと思ったらバチが当たるかなと思ったりします。ま、腰に来ることもありますが(笑)。
明日は、三井日本橋ホールで「あの頃僕らはペニーレーンで」。前にご紹介した重松清さん原作の音楽劇。舞台は原宿ペニーレーン。最終日です。と言うわけで、曲です。ストーリーのメインテーマになった曲、風の「君と歩いた青春」を。じゃ、お休みなさい。