と、タイトルを書いただけでフーッという感じ。もうお分かりでしょうって分かるわけないか。酔ってますよ。それも気持ちよく。適度に飲んで、雨の東京を軽く散歩したりして、戻りました。まさにほろ酔いね。東京というより江戸ね。柳橋という粋なエリアの老舗とんかつ屋さんでありました。
そこまで書かなくていいか(笑)。酔っ払ってると加減が分からなくなる。で、ご一緒したのが須藤さん。この間書いた、これまでお世話になった編集者を訪ねるというシリーズ。シリーズっていうか(笑)。行脚、遍路、言い方は色々ありますが。
もう一度、自分の足元を見つめようということで忌憚のない話を聞かせて欲しいというのは、口実かな。久しぶりに飲みましょうよ、というのが本音ですけど、って書きすぎだね(笑)。「小説・吉田拓郎、いつも見ていた広島・ダウンタウンズ物語」の担当をして頂いた方に会いました。
彼がいなかったらあの本は生まれなかったですし、曲がりなりにも”小説”という形を書く機会をくれた人。あんまり使ってませんが”作家”という肩書きもくれた人。物書きとしての恩人の一人、ということになります。これも書きすぎかな(笑)。久々でした。
その彼が紹介してくれたのが、須藤さん。「抱きしめたい」を書かれた方。面白かったんで、紹介もかねてです。タイトルからお分かりのようにビートルズです。埼玉の普通の高校生が、一念発起でビートルズのコピーバンドを組むという青春小説なんですよ。
ビートルズ本は色々ありますけど、ここまで正面から爽やかに書いた小説は初めて読みましたよ。曲名は、もちろんそのまま。読んでいて曲が浮かんでくる。マニアは、こんなにあっけらかんと書いてしまって良いのと嫉妬するような小説かも知れません。講談社文庫です。
音楽とストーリー。もう最近、そればっかりですが(笑)。またしても愚痴ってしまいました。でも、楽しいお酒でした。その前は、米津玄師さんのインタビュー。これも面白かったです。新しい才能の誕生にちょっとは立ち会えたかなと思いました。
彼がヴォーカロイドを書くときの名前はハチ。初音ミクの「マトリシュカ」「結ンデ開イテ羅刹ト骸」、GUMIの「パンダヒーロー」という曲が再生数のトップ3のようです。それだけで1500万ダウンロード!「千本桜」は、彼じゃないかもしれません。
というわけで、ビートルズか。拓郎さんで「ビートルズが教えてくれた」を、改めて。じゃ、お休みなさい。フーッ(笑)。