銀幕などと言っていいかどうか。でも映画館の大画面に映るんですよ。誰がって、私です(笑)。22日から全国の映画館で「中島みゆき・雛まつり」という期間限定のプレミアム上映会があります。そこに映るんです。一大事です。
それは、去年、初めて映画館で上映された「夜会・2/2」に、これまでに上映されて大ヒットした「歌旅」「歌姫」のダイジェストを合わせて上映しようというものなんですね。そのチラシにこんな一節がありました。”解説:音楽評論家 田家秀樹による「夜会」の魅力”。あらま、です(笑)。
「歌旅」「歌姫「夜会」の幕間の映像ということですね。きっと関係各スタッフへの参考のためのレクチャー映像になるだろうなと思ったんですが、映画館でも流れることになったようです。どのくらいの長さになっているのか、まだ聞いてません。というか、怖くて聞けません。もちろん、怖くて見れません(笑)。
「歌旅」は、彼女の唯一のツアードキュメント映像作品から、オフショットを省いてライブシーンだけを再編集したものですね。「歌姫」は、ロスのスタジオライブとミュージックビデオの両方の映像をまとめたもの。共に、”歌う中島みゆき”を堪能出来る映像になってます。
そして、メインの「夜会」ですね。彼女が脚本・音楽・作詞・作曲・主演・演出も務めるという世界で例のない音楽舞台。その舞台を20台以上のカメラで捕らえたという劇場版です。客席からは見えない舞台や出演者のデイテールや表情を大画面・大音量で見ることが出来るというこれも貴重な機会ですね。
「2/2」というのは、多重人格というテーマで愛と憎しみの葛藤を描いた心理サスペンス。すでに再々演もされ、映画や小説にもなっている、これぞ「夜会」という作品。初演の時から、フィナーレで女性客のすすり泣きが溢れるというエピソードが語りぐさになってます。
そんなところに、出てきて良いのか、でしょう(笑)。「引っ込め」という罵倒や物が飛んでこないことを祈るばかりです。みゆきファンの方々、不快に思わないで下さいませ。よろしくお願いします。全国の映画館で、22日から期間限定上映となります。というわけで、曲です。「夜会」のテーマ、「二隻の舟」を。明日、大雪、NACK5のスタジオ作業はどうなるでしょうか。大宮まで行けるのかな。じゃ、お休みなさい。」