アルバムの発売は3月なんですが、ツアーの準備とか諸々の事情で早めですが、今日のインタビューということになりました。3月12日発売、7枚目のアルバム「RAY」について。すごいアルバムなんですよ。こんなに聞き応えのあるアルバムは久々といいましょうか。陳腐な例えで気が引けるんですが、長編小説を読み終えた後のような、大河ドラマを見た後のような手応えの残るアルバムです。
バンドの充実ぶりも著しいんですが、言葉が際立ってる。音やメロデイーと一緒に聞き流すことも出来るんですけど、一語一語を追ってゆくと、これはどういう意味だろうとか、何を歌ってるんだろうということに引きずり込まれてゆく。色んな解釈が出来たり、意味づけが出来る。聞く人によって、聞いている時の状況で聞こえ方が相当に違う。かなり希有なアルバムです。
普段は3,4回聞くと、どういうアルバムなのかの自分なりの輪郭は浮かんでくることが多いんですが、それが出来ない。聞くたびに違う光が見えてきたり、その都度言葉が違って聞こえたりする。昨日はほぼ丸一日アルバムと向き合ってました。それでもまだ語りきれる気がしない。BUMP OF CHICKENのインタビューをするようになって、もう10年以上経つんですが、こういうアルバムを作るようになったか、というちょっぴりの感慨もある。そんな奥深いアルバムでもあります。
インタビューは「J-POP TALKIN’」用。オンエアは3月の後半の二週ですね。先日の日曜日に録ったHYのインタビューが前半の二週。2月の後半の二週間は明日、インタビューするファンキー加藤さんというラインアップですね。
何でそこまで行ってるかというと、まあ、これはもう少し経ってから書きますねって、勿体つけるわけじゃないですけど(笑)。 隠してもしょうがないか。2月の最終週から、ハワイなんですよっ(笑)。11月に行けなかった延期分の日程に若干足した日程。今度こそ、という気分なんですが、またしても風邪っぽかったりしてるんで、ほんとにどうなりますかという心境です。あーあ、書いちゃった(笑)。
ということで明日はファンキー加藤さんのインタビュー。曲ですね。アルバムにも入ってますが、BUMPの一昨年のシングル「firefly」を。蛍をこんな風に歌ったのは彼らくらいでしょう。じゃ、お休みなさい。