面白くなりましたね。細川さんの立候補。桝添さんに各党相乗りという、やる前から結果が見えているような事態が避けられただけでも意味があったような気がしますよね。俄然緊張感が出てきた。みんな同じようなことを言って争点があいまいになって、うやむやのまま終わってしまうという閉塞した事態にならないで済んだ。今後、論戦がどんな風に発展してゆくのか見守りましょう。
一方には都政と国政は違うから、細川さんと小泉さんが掲げているテーマは地方選にはそぐわないという声もあります。でも、都知事選は、単なる地方選ではない。東京から国を変えるという呼びかけも、東京の存在感や影響力を考えると、やはり一理あるわけです。おまけにこの後3年間も国政に関わる選挙がない中で、これが国政に対して発言する最後のチャンスという言い方も出来ます。
生活に密着した行政的な課題というのは、どの候補者になっても解決しなければいけないことで、それ自体に賛成も反対もないんだと思うんですね。やって当たり前、取り上げないでは済まない当然の課題なわけですから、それを争点にしても選挙にならないでしょうし。何のための選挙なんだ、という意味も鮮明になった気がします。ガチンコの議論を期待しましょう。選挙に行こうというのは清志郎さんの歌にもありました。
泉谷さんのインタビュー、面白かったですよ。彼の正義感とか使命感、人間味が伝わるインタビューだったと思います。もちろん、泉谷さん流の表現ですけど、日本はどうしてゆくべきかというような大きな話も出ました。オンエアは、今週と来週の「J-POP TALKIN’」。二週間放送後にはノーカット版のPodcastingもあります。
今日、もう一本インタビューもあったんですが、それはまたの機会に。今日も寒かったです。とは言え、都心と郊外での温度差は変わらないです。渋谷から井の頭線に乗って吉祥寺に降りるとひんやりする。明日は東京も雪なんだそうです。僕は一日原稿。エアコンの埃に要注意です(笑)。
というわけで今日も泉谷さん。新作アルバム「突然、炎のように」から「来るべき人よ」を。”遠く険しい新たな価値へ たどりつけた人もいたハズ”と歌ってます。じゃ、お休みなさい。